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愛のphrase

ハアア今さっきまで喉元で疼いてたphrase
アあんたの勝手な都合で、逃げちまったじゃんか

ゴミ捨てなんて弟に言えよ 折角今良いphraseが浮かんできたのに

返せよ母さん 今さっきまであった最高のイメージと、phraseを

どんなにイライラしてたのか知らんけど
帰ってきたばかりの俺に当たってくんなよ
又あいつのせいだな

どんな気持ちなのか手に取るように分かってしまうから
家族っていうのは嫌なもんだなァ

返せよ母さん あのphraseについて悩もうとしてた分の、時間を

あの繊細なphraseを 返せよ母さん
雑破な俺がやっと思いついた
あの子への告白の言葉を

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懐かしい、ことば

こんなにもあたたかい場所を、いつの間にか心の隅にしまって。
自分守る嘘のことば、振りかざしては、「リグレット」。
忘れていたわけじゃなくて、
否定していたわけでもなくて。
きっと私は、ことばの重み、もう一度確認したかったんだ。
少しだけ景色は変わったけれど、
懐かしいことばを、もう一度。
ただいま、ありがとう。
【二年ぶりに帰ってきたら、なんだか使用が色々変わっていて、少し驚きました。笑 】

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no title

強いね、なんて簡単に言わないでよ...

その言葉で私は

また、こうやって一人で泣くのだから

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ふと考えた

月まで続く道

この狭い世界で僕は何を叫ぼうか

強がるのは苦手だから

虚勢をはって
周りを遠ざけてきたけど
曲解ばかりで嫌われて
綺羅星をみつめて
自分を見失って
普通がわかんなくなって
一人はいいけど独りはいやだな
今日も髀肉の嘆がでる
梟の小さな羽音で目覚めて
雀のさえずりで眠る
悪の悪は正義だ
どうせ無駄だって
民衆の怒りは憎悪をうみ王の怒りは殺戮をうむ
いつも両者はどちらかが悪だと決めつけなければ気がすまないらしい
言葉は無力
無力は言葉
言葉に意味はない
言葉は自分を伝えるだけだ
君らはそれを怠ってる
僕もそれを怠ってる
なら、君は誰だ?
なら、僕は誰だ?
君は君だ
僕は僕だ
わかってるのにわからない
分かろうとしないから

目を隠したまま
世界を見渡してみる