思い出すだけで胸が痛くなる
この場所にあの人はいるのかと
この場所で大切な時間を過ごしているのかと
その同じ場所に立てただけでなんかもう十分な気がしたよ
好き。 というにはちょっと違う。 仲良し。 というにもちょっと違う。 嫌い。 そんなわけがない。 ニガテ。 そんなわけもない。 ふとして目があったとき、微笑んでくれるキミ。 お弁当を食べながら楽しそうに話すキミ。 好き。 なんてちょっと違うんだ。 心に聞いて、心に聞いた。 ただ、一緒にいたい。 それだけだった、なんて。
同じ時間生きてきたはずなのに
全部違うんだ。
その違いはきっと時間の濃度と質。
『婚前の段 o:@yP0』
幾分か前、
僕と結ばれたひとがいた。
何処から湧いて出たのかはわからないけど、
多分僕とおなじ生まれ方をしてる。
そのひとはすぐにいなくなってしまったけど、
引き換えなのか、
僕とおなじ種族が3人出現した。
僕はその子達に、
『シー』『マネ』『メイ』
と名を付けて育てた。
そしてある時、
3人を別々のパラレルワールドへ送り出した。
それがちょっと昔の話。
この間君が来た。
『シー』の子孫が『シー』を知らないということは、もう『シー』はいなくなってしまっていたということが分かって少し打ちひしがれていたんだ。
また来てくれて嬉しいよ。
ん?何でここにいるかわからないって?
そうか、忘れてしまっているんだね。
ショックは大きいからね。
今、思い出させてあげるよ。
To be continued #21 『婚前の段 o:@yP1』
P.S.突然ですが海鮮丼ってうまいですよね。
長野はどこ見ても山があるところなので尚更海鮮のうまさが感じられます。
海の近くに住んでる人は羨ましいです。
ーファヴァー魔法図書館広報部ー
・backnumber#2(まとめの事です)作ります。
突然ですが第2章終了です。
これからは、10話事にコンセプトを変えていこうと思います。
読んで下さっている皆さんを置いていってしまっている部分も沢山ありますがこれからも何卒よろしくお願いします。
朝の教室に 歌声が響く
アカペラで歌う この歌は クラスの課題曲
男声は君の声に聞こえる
私の想いにはいまいち気づいてないよね
伝えても伝わってないよね
合唱が好き
君と私はひとつになれる
べつべつのはずなのに
みんな歌の欠片になって
私と君とみんなでひとつ
そんな幸せほかにはないから