流れ星を見せたかった訳じゃないんだ
本当は別に流れ星じゃなくてもね
君とおんなじ景色を見たかったの
ごめんね、ただ、それだけ
ずっと閉ざしていた世界から招待状がきたみたい
今までで触れないようにしてたの
あるひとは贅沢だと言う
私も贅沢だよねって言った
でも本当に贅沢なのかな
まだなにもしてないんだから本当のところはわからないわ
相手の気持ちも自分の気持ちも
逃げたらだめなのよね
僕だけの島が頭の中にある。
そこに辿り着くためにはボートとオールが必要だ。
でもね、泳いでも行けるんだ。別に行かなくてもいいんだけどね。
ただ、そこへ行くとなぜだか、現実がどうでもよくなるんだ。
宿題めんどくさい。
動くのめんどくさい。
アイツと話すのめんどくさい。
くさくていいものなんかありゃあしない。
でも、納豆だけは特別な。
色んなひとがいる。よくしゃべるひと。よく寝るひと。静かなひと。面白いひと。うざいひと。嫌われてるひと。どれも味があっていい色。
別に色同士が混ざりあう必要はない。
ひとつひとつがいい色だから。
僕は嫌われ者だ。
食べてもらっておいしいと言われたことがない。
いつもお皿の隅っこへはじかれる。
だけどね、僕のいないお皿はさみしいと言われるんだ。いなくなって初めて気づかれる、そんな存在。だから、僕は別に食べてもらわなくてもいいんだ。そこにいるだけでいいんだ。
チャンスの女神は前髪しかない。
必死に前髪をつかもうともがいている。
諦めたこともあったけども自分がやりたいこと。
なんとかやるしかないっちゃ!!
何の前触れもなしに変わるなんて無理だ
こんな言い訳ばかり考えて
前を向けた気になっても
結局は変われてない
きっかけは転がっていても活かそうと思えないからだろうか
夕陽が僕らの背中を赤く染めて
二人の時間の終わりを告げた。
影が手を繋いでて
離したくなかったけれど
小さな影が遠ざかってしまった。
あれからどのくらい経ったかな?
今日も西に日が傾く。
僕の影法師が一つ。