ひとはコミュニケーションをとりたい生きもの
踊りでも歌でも
受け手がいればなんとかなる
自分なんかなんて言ってるのは自分が好きな証拠
だからコミュニケーションしましょ
言葉でもいいし
言葉以外のものでもいい
コミュニケーションしましょ
素敵な夜にしたいの
言葉でもいいし
言葉以外のものでもいい
素敵な夜にしたいの
こんなとこで相談することじゃないかもしれませんが
いま苦しすぎて
自分で自らの命をたちそうです
もしこころの優しい
わたしをたすけて
くださる
かたおられま
今日はなんだか、
いつの間にか友達を傷つけてしまったようで
いつ、どうしてなのかも思い出せなくて
それが罪ってどうしたらいいのさ
ちっちゃな失敗も、少しのすれ違いも全部勝手に大きくなってささってくるの
もう書き直すのはやめよう
君が好きなんだ
いくら違うと思っても見つめてしまう
気になる
大切な存在だよ
いくら戻るボタンを押してもだめだ
大好きだよ
けど君は違う
白骨化した天使
聖書の文句を忘れてしまった
あんなに綺麗だった肌は干からびて
御空駆る羽根は ほろほろ散った
白骨化した天使
賛美歌の歌詞を忘れてしまった
あんなに綺麗だった声は罅割れて
祝福授ける掌は先から解けた
要らないでしょうって 神様が
そう仰った瞬間に
全ての機能は死に絶えた
今自分がここにいることを
認めることができたなら
どんなに楽だろうかなんて。
怖いんじゃない、頑固なんじゃない、
認めることが許せないだけ
こんなに悩んでても今日の空は晴れ、世界はまわる
どこか遠い昔に聴いたような、泣きたくなるほど懐かしい音楽でも持って
旅に出ようかしら
大好きなあなたの
声が好き
優しく笑うその顔が好き
周りの友達と
楽しそうに話してる
その姿も好き
丁寧に言えばもっとあるけれど
大雑把に言えば
「あなたが好きよ」
今日もまた話しかけられないで
1日が終わる
また恋積みしちゃったなぁ
あの日のこと
初めてみた映画
初めて買ったCD
初めて弾いたギター
初めてのけんか
僕も
君も
それを忘れて生きていく。
「はぁ...はぁ...はぁ...」
「どう?思い出した?」
「天津様...なぜここに...?」
「私には色々とあるの。まぁ何かの縁だし、貴方の説明をするわ」
「私の...説明...?」
「あなたは、血鏡館で流行り病に掛かった、そして命を落とした...その後にあなたにとっての幸運が訪れた...1つは転生せずに、この世界に飛ばされたこと、そして、向こうの記憶を失ったこと...」
「じゃあ...私は...」
「まだ、記憶が整理出来てないのね...そうよ、貴方はこの世界で生まれた存在じゃない、そして1度、死を経験している...それはこの世界の法則に基づいて...」
天津神禍が軽く指を踊らせる
咲夜の掌にオルフェノクの紋章が浮かび上がる
「何...これ...」
「まぁ無理も無いわね...貴方の2度目の生は今の時点で、幸せなものだった?3度目があるかは運次第だけどね...あ、それと」
天津神禍は少しテンポを落とした
「陵くんを戦いには巻き込まないことね」
「戦い...?」
「サクの最初の遺品...アッシュウルフロックシードを、彼が持ってる...あと、戦国ドライバーもね」
「ロックシード...確か...」
「そう、この世界じゃあ...ゲートゲームとか呼ばれてたっけ?それに使われたりするものよ」
「何で、あの子がそんなものを?」
「サクはオルフェノクから陵くんを庇って命を落とした...まぁいわば正当防衛ね...まぁ、そういうことだからよろしく」
天津神禍は夜になる直前の夕焼けに向かって羽ばたいた...
雨が降ってる
見上げた空は晴れているのに
雨が降ってる
私の中で 雨が降ってる
土砂降りの雨が降ってる
永遠に止まない雨が、
雨が降ってる