泣きたい自分を殺してきた
そのことに誰も気づかなかった
私も気づいていなかった
なのに君は気づくんだから
ずるいなあ、ほんと。
今日は晴れ。5時間目。
君は窓際の後ろから3番目。
いつもより心地よい風が吹き抜ける。
君の寝顔をそっと盗み見して
寝てる時だけ素直だなって思ったよ。
君が起きてパッと目があう数秒間。
君はにっこり笑って
「おはよう」って笑うから、
やっぱり。
好きじゃなくない。
はい、タイトルの通りです。
その名も『文殊の知恵で考える哲学(仮)』です。
簡単に言えば1人じゃ何だか限界があるから皆で集まってそんな事を考えてみようぜって企画です。
レスが来なかったら立ち消えで、詳細なルールは後々集まった人達で決めようってスタンスです。
良かったらレスして下さいね。
もう一度
あなたの腕で
胸の中で
あたしを抱き締めて
息ができなくなるくらい
あたしを溺れさせて
涙で景色を
霞ませて
そうすれば
あなたがいなくなることを
感じなくて
すむじゃない。。
失くしたもの 失くなるもの
考えたくないな
結んで解いて 焼けて褪せて
時間だけ過ぎていって
今夜も月は僕を嘲笑う
春の夜風がふんわり
36.5°Cの透明な血を運んでいく
(春はいい季節です。今日は調子がいいです!)
君の嘘は全部分かってるんだ
だから、僕は君を曖昧にする
気付くことなく忘れれば良いよ
分からないまま忘れれば良いよ
僕の嘘は僕を寂しくするだけだから。
何も知らないまま
あたいに触れたら
あたいの中を覗いたら
あんたは火傷をするだけだ
それでもあたいに近づこうっていうんなら
あんたは冷たい人間だ
あたいを
炎を消しちまう
冷たい冷たい人間だ
たいていのことはポジティブとネガティブ。
全てのことをポジティブだと言い張れたなら、どんなに楽しくなるだろう。
桜色が踏みつけられる
高層ビル渦中に 不釣り合いだ
何処かへ投げた 大学ノートが
大切だった 貴方の横顔が
フラッシュバックしかけては
雑踏に踏みつけられる
なんとなく さよなら
池にぽつんと佇む一匹の鳥
それは自由だろうか
はたまた、孤独だろうか
集団の中から見つめる眼差し
自由に見えた
冷静に考えると分かるんです、
茜色した蜻蛉が自分の指にとまらないのを僻むのと同じことなのだと
ため息をつくのは道理でないと
瞳の中に表情が映るほどの近い距離もないあの人が誰と寄り添っていようと、
自分にはひとつの景色を切り取ったものに過ぎないと
急速冷凍をしてみれば、思い通りにいかない気持ちも落ち着くのかしら、
そう思って踵を返そうとしたのです
けれども、そこは空っぽだったのです
それはもう、後退を尻込みしてしまうような空虚だったのです
このままどこかへ羽を広げ
自由に飛んでいけたなら
どれだけ楽になることか
あたしの羽を奪ったのは
紛れもないあなたなのに
あなたはあたしに見せつけるように
大きな黒い羽を広げ
暗い空へ
悲しい顔をしながら
飛んでいくのね