「誰だ」って めかくし
「君だ」って わかるよ
僕だって めかくし
「誰だ」って きいても
「僕だ」って わかんないでほしい
強張る君の手を握れなかったあの日も。
一緒に歩いて行こうと誓った日も。
大丈夫だよと励まされた日も。
冷たく離された右手も。
怖い事なんてないと笑う横顔も。
全部、君とだから思い出せる。
ふとすればまた同じように
僕に笑顔をあたえてくれる。
これだから君は。目が離せない。
憧れであり、親友だから。
君の歌と
君の声と
君の涙が
僕を強くする
何事にも一生懸命に駆け出して
失敗して、転んで
泣いて、笑って
また強くなる
弱い弱い君が強くなる
かけがえのない今が僕の生き甲斐だから
どこにも居場所がないんじゃなくて、どこにもいたくないんじゃないかなって 思うよ。ひとりがすきなんだ。きみたちには、言わないよ。大丈夫だってかっこつけたい。わたしのこころは、わたしのものだ。あっち向いて、おねがい。
(まだ始まったばかりなのに、愛想笑いで息がつまりそう……。ひとりがすき、だけじゃ、もうだめなんだよって言われてるみたい)
「おはよう」
一言でもいいから君と話したい。
(目が合う)
嬉しい
でも それだけで息が苦しくなってる
言ってしまったら 今よりもっと
苦しくなるかもしれない
君に迷惑をかける事になるかもしれない
だけど
私は君に
伝えたい
後悔したくない
だから
聞いてよ