あれから4日、彼は戦い抜いた...
ヒミコの力を受けたクウガは凄まじく、グロンギを圧倒した
グロンギは死に際、大量の仲間を呼び、力尽きた
大量のグロンギは村を覆いつくし、破壊の限りを尽くした
だが、クウガはそのグロンギを1体1体倒していった
そして、103体目を倒したときには既に体は限界を迎えていた
だが、ヒミコの機転により、ユウスケは残ったグロンギと運命を共にした
彼は擬似的にだが死んだのだ
彼の苦しき戦いは幕を閉じた...
3年後、ヒミコはその命を全うして眠りについた
その村で後継者をめぐる戦乱が訪れたのはいうまでもない
その争いの中、様々な人間が王となった
だが、1ヶ月...半年...こんなふうに次々と人を変えた
そんななか、ヒミコの妹である イヨ が王位につくと争いはおさまった
イヨの占いによって、今の近畿の辺りに大移動をした
そして、物語は新たなステージに向かおうとしよう...
暁烏とともに飛ぶ。
今日の夜から明日の朝へ。
いつの間にかもう昼か。
いつの間にかもう死ぬか。
迎えに来たのは八咫烏。
朝が来てしまう。
世界中の鶏の頸を、狩りに行かねばなるまい。
そして、窓を閉ざし、光を受けつけず、泥のやうに眠り続け、いつか目覚めた其の時は、餓鬼のや
うに鶏頭を喰らう。今は眠らう。