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君にとって私は

ただの村人A

私なりに考えて、それが最善。

話しかけられない。君に話しかけられるのを待っているだけ。

話しかけられてもすぐ、またいつもの景色に

ただ背中を見ているだけ、そんな景色。

私にとって君は、私の見る景色を変えてくれた勇者。

君にとって私は、ただの村人A?

1

無題

触れないで でも離れないで
この絶妙な距離感で
ふたりの間を繋いで

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明日も今日も

世の中が君をどう思ってたって
君が世の中をどう思ってたって

僕はただ君だけ想っていたい
僕はただ君に一途でありたい

2

その後

あの雨の日から1年経って…

あいつは急に、学校で倒れたのだった。原因不明の体調不良で、担架で運ばれていった。
その現場を見ていた私は、胸が張りさける思いをしていた。

「あいつはそんなに体が強くない。戻ってこられるのかな」

幸い、あいつの体調は回復。しかし、頭を打っていたらしく、記憶喪失に。
悲しいことに、完全になにも覚えてないらしく…

私のことも忘れてしまっているに違いない。

これから、どうしようかな…
また1からやり直せばいいのかな⁇

1

あなたへ

たとえあなたが
今日のことを
明日には忘れていても
その日だけの特別な
“愛してる”を
1日1日
紡いでいく
そうすれば
どんな1日でも
宝物になる

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むだい

きみの声が聞きたいと 素直に言えない春の夜
つつじが綺麗だよ 紫陽花の葉が出たよ
美しいと思えるもの 大切にしたいね

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幽霊船より鵺も良い

鵺に乗って 夜街を遊泳する
迷惑なネオンの街も
虚しく佇む高層ビル群も
静かに押し黙った住宅街も

透明な引力に引っ張られた人々も
何度も繰り返す初恋の彼女も
何処でも目立つ彼奴も
画面に映る虚妄を作り出すあの子も

全部を超えて 翔ぶ翔ぶ翔ぶ
少しだけ肌寒い風に従って
月まで雲まで
幽霊じゃなくて幻だから