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水素

水面に反射した太陽の欠片を集めて
真っ暗な部屋に放ったら
素直に泪が出てくると思った

疲れた体をベッドに放り投げて
今日も僕は夢のない夢をみる

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幻想仮面倭伝 古墳編 エピソード5

先に仕掛けたのは物部一族だった
彼らは奇妙な装置(正確には、ゲネシスコアで拡張された戦極ドライバーなのだが)と錠前を1つ握りしめて来たのだった
対して蘇我一族はアーマードライダーには太刀打ちできるわけもなく
一方的に押されていた
そんなある日...

ある男が神崎士郎と契約を交わした
彼はカードデッキを受けとり、コブラ型のモンスターにとあるカードをかざす...

「また物部か!」
蘇我一族の拠点、いわゆるベースキャンプのような所が襲撃された
「変身...」
彼の錠前が起動する
『バナナ!』
戦極ドライバーにはめたとき、ゲネシスコアの方に紅く染まった錠前が出現する...
『ブラッドバナナ!』
ロックオン!
『バナナアームズ!ナイト・オブ・スピアー!』
『オーケィ!ブラッドバナナアームズ!ナイト・オブ・バーサーカー!』
血に染まった騎士がそこには立っていた...

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どしゃぶりのバス停で 〜Episode of Yurika〜 4

「木村?」
登校中、偶然見つけた。返事を言わなきゃ。そういう一心で木村に話しかけた。
「ん?」
木村はこっちを見るなりのけぞった。
「うぉあっ」
「…は?」
「いや、そのびっくりして…おはよ」
「おはよう。んでこないだの話なんだけど…」
「いやちょっとまってまって」
木村は顔が真っ赤になっている。それが面白くて緊張のシーンなのに吹き出してしまった。
「何笑ってるの!」
「いやー、木村顔真っ赤だよ!?」
「うそだ!あ、こないだ海行ったんだよ。そのせいそのせい!」
「いま冬だし」
「…るさい」
あーあ。こういうのって、もっとロマンチックな公園とかで、言うもんじゃないの?
でも、今のやりとりで、自分の中で何かが急激に変わった。
木村のことは、ちょっとかっこよくて、いいやつだとしか思ってなかった。
でも、気がついた。
こいつといると、ちょー楽しいじゃん。
いつまでもこんなバカなやりとりをしてたいよ。
今まで何人か男子に告白されたことはあったけど、木村は今までにないタイプだ。
こんなに一緒にいて楽しい人、いないよ。
好きになった。たった今。
「いい?返事言って」
「聞きたいような聞きたくないようなでも聞きたい!!!」
「どっちなんだよ…言うよ?…私も、木村のこと好きです。よろしくお願いします。」
「ぬぉっ」
木村は言葉にならない声をあげて、さらに耳まで真っ赤になった。
「まじか。まじか。よろしくお願いしますぅ」
かわいいな。

私に彼氏が出来ました。
かっこいいのに、かわいい子供みたいな彼氏です。
これからもよろしくね。

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気まぐれに
落ちていく

その姿は
まるで

あの日の
僕のよう

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あのさぁ、

伊達に人間観察趣味にしてないワケじゃないんだよ。
見てりゃぁわかるよ。いつも一緒じゃないか。
元気がないなぁ。
良いことないなぁ。が口癖になってきてるし。
それで空元気されても、見てらんない。
ほら、購買部のミルクティーあげる。
あっまいもんあげる。
元気出してね。ほんとの元気を。
無理に笑わなくていいから。私が笑わせるから。
だからさ、取り敢えず、
ミルクティー。飲もう。

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ジューン・ブライド

雨に煙る

工業都市

アウトレットで買った

結婚指輪

長い黒髪を

ティアラで飾って


純白のウェディングドレスは

雨に染まって灰色

それでも君は幸せ

なぜなら君は

ジューン・ブライド

六月の花嫁


総額二十万円の

格安ウェディング

盛大に

鐘を鳴らして


そう君はジューン・ブライド

六月の花嫁

びしょぬれの花嫁

ずぶぬれの花嫁

土砂降りの花嫁

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無題

一年前に戻りたい
昨日に戻りたい
せめて一時間前に戻りたい
また、そうやって思うのかな
わかってるはずなのにどうして
繰り返してしまうのだろう
過去には戻れないから
今を塗り替えていこう

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自分の存在意義を見つけられない人へ

失ってから気づくこと。
失わないと気づけないこと。
”存在”している、それが存在意義。

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ロミジュリ(中国版)

毛沢東様
あなたはどうして毛沢東なの?
私の江青という
名前をあなたにあげます
だからあなたの毛沢東という
名前を私にくださいな