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ぜひ、よろしゅうに 

はじめまして!森十牙って言います。 不定期ですが 『森のポエム録』って言うタグをつけて投稿するのでよろしくお願いします。
        見つけたらレス下さいm(__)m

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-季節 ⅩⅡ-

見慣れた重い扉をゆっくりと開いた。

ギギギィィィ………

「おはようございます」
いつも通りの景色だ。
既に夏川くんが来ていて、桜尾さんと仲良く話していた。
「あっ…おはよう、白帆さん」
桜尾さんがいつも通りの笑顔で返してくれた。
それで気づいて夏川くんも
「おはようございます、唯さん」
と言ってくれた。

「今日も客、来ないねー」
桜尾さんがつまらなさそうに言った。
「いつもこんな感じなんですか?」
夏川くんが私に向かって言ってきた。
お互いに話しやすくなった。
(まだ一日しか経ってないけどね。)
「こんな感じです」
「へぇー」と、夏川くんもまたつまらなさそうに言った。

「やっぱり心が通じ合う人とは、すぐにわかりあえるんだよ」

桜尾さんがどこか遠くを見て静かに言った……。

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乙女のこころ

あなたが笑ってる
それだけで良いの
そばにいるだけで
私のことなんか
見えてなくても
ずっと好きだから



つーかあんな女のどこが良いんだよチクショウ。

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本日の魔法講座 その296

撥つ音
眉濡らしつる ゆめゆめ
漂へる ことばは
ただひとり きみへ ぼくへ
魔法よ どうか消えないで

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スリ

盗まれた
盗まれた

どんなに探しても
どこを探っても
何一つ見つからない

お金とか
持ち物とか
目に見えるものじゃなくて

心を
心を

今の大人達に
今から大人になる人達に

上手に
気づかない内に

盗まれた
盗まれた

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きらきら

水の中の君はきらきら
グラウンドの君もきらきら
芝生の上の君がきらきら
気が見つめるボールはころころ

輝いてるね運動部
青春してるね運動部
かっこいいよ運動部

長崎県は高総体
絶賛青春中

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無題

何故か筋肉痛の脚、何故か溜まっていくホコリ
形が悪い野菜、情けない根性
人に聞かれたくないけど本当は誰かに聞いて
欲しい心の呟き、見るもの全てにおびえる自分

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誰か

もうダメだ
僕を守ってたベールは消えてしまった
笑う仮面にはヒビが入ってしまった
人に合わせて動けなくなってしまった

この世界で生きるには不可欠だったのに
あいつのいうことは絶対だったのに
必死に隠してた本当の声が漏れてしまう

みんなの視線が怖い
どう思われてるのか怖い
明日、自分の居場所があるのか分からない
もし、誰も僕を認識しなかったら…

いやだよ 怖いよ
誰か助けてよ
僕の心が闇に呑まれる前に

誰か、その手を
握らせて