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無題

今日もあなたはわたしのすべて

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今宵捧げる一輪の花

好き、っていうか
ひとりになりたくない、から
今日も温もり、もらうね
明日も明後日も、もらうね

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無題

朝が来る。
目覚ましがなる。
目を覚ます。
重い重い体を起こし、
重い重い制服を着て。
支度を済ませ玄関を出る。
登りたくはない坂を登る。
友達に挨拶をして、
バス停に向かう。
静かなバスにゆられて、
学校につく。
笑顔を浮かべ、友達に挨拶をする。
眠い授業を受け、
部活に出て、
ふらふらと家に帰る。
夕飯を食べお風呂に入る。
自分の部屋のベットに転がる。
ラジオを聞きながらケータイをいじる。
聞き終わったら目を閉じて、
夢の中へ。
また朝が来る。
あぁなんでこんな毎日を過ごしてるんだっけ。

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どしゃぶりのバス停で 〜Episode of Yurika〜 6

「昨日のSOL、聴いた?」
「聴いたよ!」
「校長のあのジョーク、まじウケたんだけど!夜中に爆笑しちゃったよ」
「まじかあ…私的に、昨日の教頭のキレキレのツッコミがツボだったなぁ」
「ゆりは本当教頭好きだよね、あはは」
「本当にツボなんだよね、言うことが」
木村と話すのはとても楽しい。大好きなラジオ番組も一緒だということが発覚して、毎日その話をしてる。
毎回の授業の合間の休み時間も、私が木村の机にいくか、木村が私の机にやって来て、おしゃべりをする。いくらしゃべっても話し足りない。
前までは男子がはやしたてたりしていたけれど、最近は見慣れた教室の光景になっているのだろうな。
「おい」
「なに?」
「あれ見て」
「…おっ?」
転校生の伊藤君が、消しゴムを美穂に差し出しながら、なにやら会話をしている。
「いい感じじゃね?あれ」
「だな」
もし美穂が伊藤君と付き合い始めたら、ダブルデートなんてどうだろう。そんな気楽なことを考えていた。その時は。

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ぼくは見てしまった  特別編

僕は見てしまった
委員長でメガネの宮田さんが
目に見えないなにかと
話していたとこを

僕は見てしまった
隣の席の小鳥遊さんが
UFOに連れ去られていたとこを

僕は見てしまった
生徒会長の酒井会長が
闇の取引をしていたところを

そして僕は見てしまった
今日も後ろの席の前島くんが
ぼくのリコーダーを
舐めていたところを

僕は見すぎてしまった
だから消されてしまった

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本日の魔法講座 その299

こんな滑稽なわたしは
ひとりじゃ笑えないから

おっけーぐーだって
きみの希望的観測をください

靴ずれから発火して
ロケットになれ

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消しゴム

消しゴムをかけて
見たくないものを消した
聞きたくない声も
嫌らしい見栄や世間体も
全部全部全部
完全に消え去るまで消しゴムをかけた

あれ
全部全部全部
消えてない
見栄も争いも世間体も
嫌いなあいつも
崩れてる家族も
そのままだ

あぁ
消えたのは
消されてしまったのは
私の
私の心の
ほんとの叫びだ



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宇宙からの贈り物

び び び びんぼう、脱け出すために
毎日すこし
せ せ せ せつやく
街角ショーウィンドウ
ほ ほ ほ ほしいものがあるから

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無題

愛してるって微笑む貴方に
嘘吐きって言葉を飲み込んだ

隙間をなくして触れ合っても
貴方の心なんて読めやしないのね

ワイシャツのカラー裏
2週に1度の赤い染み抜き

挑戦状を塗りこめる彼女にだって
貴方は きっと
それを気取らせはしないのね

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スクランブルエッグ

好きも嫌いも
赤も青も
怒りも涙も
黒も白も

全部かき混ぜて
世界の果てにいる君と話そう

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誰かを刃で傷つけてる
つもりだった

でもその誰かは
自分だった

痛い

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6月の詩

狂っちゃった誰か
右手にはスポドリを
赤いマニキュア塗ってたって
それは私のせいじゃない

空気になれない私と
積乱雲を祝おう
合わない靴が痛んでも
構わないのよ、だってもう死んでるわ

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無題

言われたことだけしてれば良いのに、楽なのに。
自分の代わりはいくらでもいるとわかっても。
それでも、自分なりにしないと自分がここにいる意味がない。

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いつでも

優しい言の葉で撫でるより

難しい言の葉で私をキツく抱きしめて。