貴方に届けようとした言葉が透き通って消えた
言葉を届けようとした時の私も消えた
何度願っても、何度泣こうとも何も変わらない
私は何も変えられない
ひとりになりたくて
また涙と音楽の海に溺れる
私以外なにもいない
私を傷つける言葉も人もいない海の中
私自身とお別れしよう、
目を閉じる前、
最後に見たのは、
私にむかって手を差し出す
信じていた君だった
今日は曇っていた
クラスメイトに言われた悪口
心臓が、
心が張り裂けてしまいそうで
わたしの心に言葉のナイフが深く突き刺さる
1人で心に刺さった言葉のナイフを抜くために
また1人、誰にも知られずに泣く
また、本当の自分を隠す
「気づいてよ、皆の目に映る私は私じゃない」
今日も私の心は曇り空
癇に障る言い方をされた
私の感情を制圧させるような目で見てき
た
感情のコントロールが崩れて泣いた
あの日の 言葉が 映像が 感情が 頭の中に蘇る
何度も 何度も 何度も 何度も 何度も
だから大人にはなりたくないのだ
同じことをしてしまいそうで
気をぬいたら
うっかりしたら
すぐ汚い言葉 口からでてしまうから
そこんとこ、
ほんと気をつけなきゃって思う。
つまんないと零れ落ちた暗い影を
踏んづけたまま歌い続ける
アルト色した
昨夜の事件の現場には
望まなかったような気がした 多面体
ラブラドナイトのように転がる
君の双眸の 薄い刃が
抱けば切り取る 暗い影
1つこの世に生まれてきて
2つアナタと知り合って
3つ共に手を取り合って
4つ時には喧嘩をし合って
5つそれでもアナタしかいないと気づいて
6つ同じ苗字になって
7つ共に頭が白くなって
8つ共に同じ墓に入って
9つ子孫が幸福に囲まれて
10つこの世に生まれ変わってまたアナタと出会うんだ
人はそれを人生と呼ぶんだ...
シャーペンの芯が折れる
貴女に呪いをかけてみたい
爽やかで哀しげな貴女が
本当の幸せを見つけられるように
この想いを抱いて
僕は青い空に翔ぶことにするから
ここで とりあえず 手を振る