貴方が望んだ結果じゃないのはわかってる
貴方が望んだ結末じゃないのはわかってる
それでもわたしがこんなことをしたのは
どんな目で見られていようと
貴方の目に映りたかったから
それでもわたしは貴方に見て欲しかった
どんなことを思われていても
貴方の思考をわたしだけが一身に受けたかった
どうせ
とか言った
きみに
どうせ
とか、
どうせ
とか
くちがすべるにもほどがあるわ
ごめんねごめんね
居場所なんてない とっくの昔に消えたんだよ
彷徨い続けた結果 どこにもたどり着けない結末
「負けてもいいや」
そう思うようになった 人間なんか醜い奴
ヒトという生命体でいいのに 傷ついて傷つけて
自分が生きる為に殺した命をおいしいという
誰も信じられなくなって 壊れてく
傷だらけの身体と心で今日も生きてく
テスト前なのに本屋寄って
帰ってきてもケータイばっか触って
ダメだってわかってるんだけど
教科書すら持って帰ってきてないってゆーやる気のなさ。
ほんとに頑張りたいのかなあたし
どうでもよさ気にそっぽを向いて
利き手にそっと力を込めて
袖だか裾だかを引っ張り乍ら
離した相手の気をも惹く
どうして今生きてるの
死にたいのに
訳もなく涙が出てきてそれが床に小さな水たまりを作った
「時間か。」手元の携帯を見るとそうつぶやいて
私は力の入らない体で糸でつられた人形のように立ち上がった
今朝、とつぜんに
秋が訪ねてきたから
今度は冬の番だねって挨拶をして
車に水をかけてきれいに洗ったんだ。
窓を開いて風をいれて、
今年はじめての長袖を着て、
助手席に新しいカバーをかけて、
今日はきみに会いに行くよ。
君との「さいご」は
僕の「最期」であって欲しい
終わりがあるから輝く今がある
教えてくれたのは君だった