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無題

チカチカ光る街灯に
窗ろっこしい影を投げ
深い溜め息を捨てていく
月が陽射しに隠れる頃には
影も形を変えるだろう。

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別れる前の喧嘩より
別れる瞬間より
さよならの言葉より
何より辛いのは
付き合ってた証があること。
もらったもの、お揃いのもの。
記憶ごと消えたら
こんな思い、
しなくて済んだのに。

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いつか。

いつか忘れてしまうんだろうね。
いつか消えてしまうんだろうね。
いつか失ってしまうんだろうね。
そのいつかが
いつ来るか
わからないからこわいんだろうね。

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帰り道:星が綺麗とか思い乍ら

君と歩くこんな夜は
夜空には星が瞬いていて欲しい