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人間になり後悔した人魚は。

彼女のねこの毛のような柔らかいその髪の毛は

太陽に透かすと消え入りそうな黄金色

月に透かすとしっとりと濡れたよう

ああ、人魚の髪はきっとこんなだろうと思います

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白砂

秘密基地への行き方を覚えてる?
きみはもう忘れてしまったかな

何度も戻した砂時計のなかで
粉々になった思い出たち

きっといま まばたきを許せば
もう二度と取り返せない

きみの体温を感熱して
記憶を色濃く焼きつけてゆくよ

その瞬間まで目を見開いて
きみの永遠をぼくで満たして

おやすみルネスタ、よい夢を
穏やかに眠りつづけるために

その願い ぼくが聞き届けよう
道順は確かに覚えてる

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昨夜

月明かりが引き裂く遮光カーテン
狭間からみえるのは蒼白いナイフ

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ヒトリゴト

無茶しないでよ。君になにかあったら私、どうしたらいいの?

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Put on airs.

巡り巡ってアナタに出会いました。って
格好がつかないからこう言うよ。

初めからアナタ一直線で突っ走って来ました。
……なーんってね。

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ウォータークラウン

通り過ぎた雨が残した小さな水溜まり
歩み近づいて踏み入れる
走る波紋に映る世界が一新
二歩目三歩目の波紋ではっとしたのは
世界を変えるきっかけがあるということ。
それが、自らにあるということ。

チャレンジはチャンスの中に。
変化は日常の中に。
僕は、あなたの中に。
居たら良いなと走る波紋。

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ねぇ お願い

絶対的な愛を頂戴。

どれが愛か なにが愛か
私が忘れないように

貴方からの絶対的な愛を頂戴。

熱い熱い接吻と

熱い熱い抱擁を。

言葉なんかいらないの。

もっと別の愛の形を教えてほしいの。

だから ねぇ

不変的で永久的で

絶対的な愛を頂戴。