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無駄なものはない

すべてのことは影響しあっている。
ひとつでも欠けるとバランスが取れなくなってしまう。
だから、無駄なものは何もない。

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何のために、誰のために。

やっぱりぼくじゃなくて
こいつのほうを選ぶんだろうな。
親からの扱いも違うし。
ちゃんと怒られててる感じしないし。
ぼくがいないほうが世界は優しかったんだろうな。
結局ぼくは
何のために。
誰のために。
生まれてきたんだろうね。
何でだろうね。
何で生まれてきたんだろうね。

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冬の香り

冬はコーヒーの匂いよりも、鍋の匂いよりも、アイスバーンの匂いがたまらない

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ねぇ、今日は月が綺麗だよ
君に送った写真
君は月を見てるかな
いつもより低くて
いつもより優しい
君の声が好き
あぁ、今君に会いたい

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繭解集 2

高嶺に雪が降りたるを詠める

あさぼらけ 昇る空亡 山越えて
あわはれわたる 峰の白雪

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おやすみ即興詩。

片耳だけに熱い血が流れてる
首許まで重たい掛け蒲団を引き寄せて
ぎゅっと両手で掴んだまま
詰まっていないほうの鼻を下にして