(ぼくはきみなしにはいられないが、きみとともにも生きられない)
表紙の裏の厚紙に水性ペンで書いた字は
それはまるで呪文のように
それはまるで雪のように
沈んで染みた
いつも救ってくれたのは
誰かの「大丈夫だよ」という言葉ではなく
あなたの隣にいてくれる心強さでした。
雨のおとが止むのをじっと聴きながら
開いたままの口に合うことばを探して
手のひらに握った泪が乾くまで。
冷たくされるよりも
忘れられる事のほうが辛いと知った
今年の冬は
雪よりも
あなたが痛かった
世間は”イケメン”を消費するけど、
わたしはわたしだけは自分の意志で
分類しようのないときめきを喰らっていると信じていたい。
今日もごちそうさま。
どうか 僕に 勇気をください
生きていく中で生まれる
羨望 嫉妬 挫折 疑い 悲しみ
だんだんウソをつくのが上手くなる
言い訳を繰り返す
そのうちなにも守れなくなる
卑怯な事にも慣れて
都合のいいように使い続ける
もし ひとつ願いが叶うなら
どうか 僕に 勇気をください
いつも 自分にまっすぐでいられるだけの
勇気をください
ありがとう ごめんなさい
素直に言えるだけの
勇気をください
僕の大切にしたいひとを
守れるようになりたいから