他人を傷付けるくらいならいっそ自分をってさ
いつでもあなたは優しすぎる
やるべきことなんてさ,やらなくても何とかなるの
気まぐれで生きててもいいのよ
あんこの多い頭を私に,とか考えなくてもいいのよ
悲しみまとって
喜びを探してまただな
誰にも見せない顔をつくって
本当は一番見て欲しくて
心の中は引っ越し準備終わって
どこへ行くけでもなく
ただ彷徨う
空気は澄みきりそらは高くて
そらみたいに大きな君の存在さえも遠く感じる
北風吹くときそらの君はね
冷たい視線残して飛んでいくの
あとどれくらいの勇気があれば
叶うのかな だんだん離れてく君
あとどれくらいの時間があれば
届くのかな ぜんぜんつたわらない思い
ぼくもいつか空を飛んでみたい
君をつかみたい
君が好きだと伝えたい
大きな声で叫んでも地球は大きいから
届かないのかも 諦めかけるけど
やっぱりあきらめたくない
叶えたい
君をつかみたい
幾つ貰えるかなんてナンセンス極まりない
大事なのは貰えるか貰えないかである
違うという事実にずっと苦しめられてきた。
言えない秘密をその度に作った。
狡い人になれたらもう少し楽になれるかな。
けど性格なんて今更変えようもないし。
エゴっていうのかな こういうの。
君はどう思う?
チーズケーキは甘くない方が好き?
知りたいことがない
あの人の人生は
きっと白のないパンダのよう
退屈
きっととめどなく続く一生で
何かを幾つか手に入れたとしても
どうでもいいの言葉に
墜ちてゆく
知りたいことのある
あたしの人生は
きっと花畑の塗り絵のよう
連続
きっと呆気なく終わる一生で
既に色のついている部分までも
自分勝手なこの手で
汚してゆく
ちらっと君の横顔を盗み見る。
いつもはそこで終わり。
でも、今日は違うの。
君が
「なに?」
とこっちを見る。
私は、恥ずかしくなって
「君を見てるんじゃないの」
と笑う。
噓ばっかり
君しか見てないし
と心の中苦笑い
23時15分
ゲリラで電話してきた先輩
「誕生日おめでとう」
その一言がどれだけ嬉しいか先輩は知らない
知らなくていい
だって先輩には彼女がいて
うちが勝手に好きになっただけだから
でも、電話してきてくれてありがとう
「あの子」の気持ちにちゃんと向き合わずに背中を向けて、結局後になってから後悔するの、一体これで何回目なんだよ。