似たように愛して、
似たように喧嘩して
似たようにキスをして
似たように仲直り
似たようなカップルな僕ら
なんかいい感じに上々じゃない?
本当に欲しいものは
月が綺麗だね、というような
とりとめのない会話だ
健気なあの子との日常は
厭世観蔓延るこの世界を
汚いやり方でひっくり返してでも守りたいものだ
ティアラに憧れていた
ランドセルを背負っていた頃から
三十路目前の今に至るまで
素敵な大人の象徴として私を引っ張ってきた
ライトが当たったかのごとく露わになったために
捨てるに捨てられなくなった決意の固さを
くどく感じるほどには自覚している
寂びた思い出を大切にしまっている
黒髪の後ろ姿に君を見つける
ランタンが作った影に君を見つける
僕達は2人で1つなんだ