いつも遠回し、
ごまかしてばかりだから
今日はすなおにほんとのこと、
言えたらいいね
あなたへの思いを口にするなんて
私にはできそうもありません
まだスカスカの頭の中
それでもあなたが大切なのだけはわかる
1度あなたにぶつけてみようと
まだ真青な空っぽ頭
穴ぼこだらけの言葉の引き出し
それの隅まであさってはみるが
奇麗なあなたに渡すとなると
どうにも錆び付いたものばかり
それでもこのたぎる想いを
どうにかあなたに伝えたくて
ああ私はまた
同じ言葉を回るのです
あああなたの白い細腕に抱かれる
その産まれたばかりの赤子のように
ああ何度も何度も
私は何度でも繰り返すのです
凛と美しく愛らしい
まるであなたをうつしたような名を
ただ、誰かに必要とされたくて
ただ、誰かに認めてもらいたくて
そうすれば、生きてる価値を見いだせるきがする。
今日が嘘をついていい日なんて
一体誰が決めたのでしょう
誰が笑うかも知らないで
誰が苦しむかも知らないで
さようなら、高校生の自分。
ありがとう、高校生の自分。
こんにちは、大学生の自分。
よろしくね、大学生の自分。