隣の席、ドキドキ、少し離してみたり、少し近づけてみたり、男らしくない、
素っ気ない態度の君が、金曜日、どうしてかいきなりの急接近
「出来れば、出来ればなんだけど
今度、遊びにでも行かない?」
どうしたんだい?ただの友達から、卒業の予感
「ガスなどの大気汚染。核兵器による多くの生命破壊。燃焼でのCO2排出。森林伐採。食用肉。」
「この地球を本当に守りたいと思うなら」
「その最善策は人間が絶滅すること」
難しい顔で君はとなえる。
「環境がどうこうとか言う上の方は気付いてるはずなのにね」
「どうすればテロはなくなるかな」
「王、大統領、総理大臣が代わったり?」
「なんなら政府の人間が総代わり?」
「有志の若者が全部務めたり?」
「いっそ全人類で自爆テロを起こす?」
「そうしたらこの地球は平和になるかもね」
「ねぇ」
「あなたはどうしたら平和が来ると思う?」
・・・どうだろう。
僕に出来ることは小さなことだけど。
「僕はとりあえず君の頭を撫でるよ」
きっと楽しくなる。
じゃなくて。
ぜったい楽しくしなきゃ。
話しかけてくれる。
じゃなくて。
話しかけなきゃ。
なんとかなる。
じゃなくて。
なんとかしなきゃ。
僕は絶対に後悔しない。これだけは自信がある。
テストの点数が悪くたって
部活で失敗したって
あなたの気を悪くさせたって
だって後悔しても
時間は巻き戻せない
巻き戻せてもその時の僕のままではいい結果になるとは思わない
あなたの気を悪くさせる言葉を
前と変わらない同じような自分がまた考えないわけがない
後悔しない自分はある意味最悪な人間かもしれない
ある意味心無い人間かもしれない
でもここにあるのは「過去は変えられない」という事実と
「僕は僕のまま」というある種の絶望と
僕が僕を変えたいと思うなら
まずは「後悔できる人間」になるべきだ
空はいつも私達を見せている
あの空、あの時あの瞬間もすべて
私達が生まれる何百年も前に
空が生まれて、それからずっと…
どんなに強い風が吹いてもどんなに多くの雨が降っていても
あの空は
色を変えながら、私達を見ていた
あの空は一体どれだけの人を見てきたのだろうか
泣いている人
笑っている人
何事にも一生懸命な人
あの空はもしかしたら
見ていたのではなく見守っていたの
間違えなのかもしれない
いつも、どんな時もずっとそばに居て
“大丈夫゛とでも言っているかのように
あの空は温かく優しい光と共に
見守っている
あの空は何百年後も何千年後も
きっと見守っているだろう
その時、人はあの空を
どんな気持ちで見上げるのだろうか
身体を動かしたくないのは体力が落ちているか体力がないからで、考えたくないのは脳の体力が落ちているか脳の体力がないからだ。
女性の男性ホルモンの分泌量は女性ホルモンの10倍。男性はその10倍。男性の女性ホルモンの分泌量は女性の2分の1。女性の男性ホルモンの分泌量は男性の正常値範囲の10分の1から20分の1程度。
わたしが憂鬱なのは花粉症だからで恋愛がうまくいかないからではない。
恋のせいではない。
ふと
足元を見た
一輪のたんぽぽが
コンクリートに挟まれて
力強く咲いていた
こんな所で
どうやって育ったのだろうと
すごいなぁと
自然と笑みが零れた
きずなを形成、維持するのが水槽人にとっての結果であり成果なのである。勝てなくても頑張ったということは仲間のきずな形成、維持またはさらにきずなを強固にすることに貢献したわけだからいいのである。水槽人が大事にするのは結果ではなく過程。逆に頑張らないで勝ったら駄目なのだ。勝つことよりも、頑張りを見せることが大事なのだから。
ずいぶん遠くに来てしまった。彼ら、彼女らと遠くへだたってしまった。あのころよりも、はるかに友人は多いが、そのぶん冷たい人間になってしまったように思う。
戻りたくはない。ただあの小さな水槽はきれいだったなとふと思い出してみただけだ。
「……わるぐちを言う人は嫉妬心が強いのです。わるぐちは相手を下に見て相対的に上に立ちたいという意識の表れなのです。嫉妬心も見下したいも劣等感の表れです。
わるぐちを言っていっとき劣等感を忘れることができても、消すことはできません。わるぐちは麻薬です。言えば言うほどやめられなくなります。わるぐちはいずれあなたを滅ぼします。
わるぐちはいけません。身体は生きていても、心が死んでしまいます。
お茶にしましょう。甘茶です。頭がすっきりしますよ」
いつか人は空を飛べるだろうか
いつか宙の星を掴めるだろうか
いつか大きな国の王になれるだろうか
いつか全てを守れる力をもてるだろうか
いつになったら僕は君を嫌いになれるだろうか