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アイコンタクト
いつからこんなに下手くそになったの

君と目があって
それだけで恥ずかしくて
見つめてられなくなるのに

君が私の目をじっと見て
何か伝えようとするから
この胸の声が聞こえないように

そっと君と心分かち合うの
理解しようとするの

会えない時間に負けない
また明日ね

3

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セイトカイチョウ…
君が?
務まるの?そんな大役

君はなにも言わずに私の頭を
ぐしゃぐしゃにする

本当は嬉しいくせに
チクチクした言葉しか
この口からは出てこない

私、可愛くないな

それなのに君は意地悪そうに
可愛いねって言うんだから
勘違いしちゃうじゃん、

その笑顔
独り占めしちゃダメですか、

君は私の心
苦しくさせるのが上手ね

まぁ、頑張りなよ、セートカイチョー
君はその笑顔で
私の頭を
ぐしゃぐしゃにする

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愛を

そのまままるっと全部愛してあげて
溢れる愛で包んであげて
きっとなにか変わる

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ある魔術師の呪文

「文字は、人を癒すことも傷付けることも出来る“魔法”です」

かつて、文字の魔術師を名乗るこの部の部員が黒板に綴った呪文

3

ただいま

閉じた十代。
悩み、苦しみ、ギリギリのところを行ったり来たり。
緑の黒板に置かれた白い文字は、私にとっての酸素だった。

あれから7年。
まだ、生きていることについて。
なぜかわからない。未来は見えない。
けれど、これだけは確か。
あのとき、死ななくてよかった。

隅に映る「21歳」は、私が生き抜いた証。

2

無題

例えば、辛党の君が作ってくれる
とびっきりの甘口カレーに私の舌が蕩けた時

例えば、慣れない私がやっと こさえた
味噌カツに君が うま!とがっついてくれた時

きっと此処には 愛が満ちている