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それは、宙がえり

泣かないでと頰を撫でて
泣かないよと笑った
丸みが指から伝わって
君の目の中は春の蕾
双葉を額に携えて
君は一瞬、
まばたきをした
星屑がぽろぽろこぼれ落ちて
明日だってなんだって
ハートマークをくっつけた
頬に花が咲くと
君は笑む
丸みが指から伝わって
心臓はずっと、恋の形

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無題

だめだなぁ
劣等感。どろどろどろどろ。
溶けて無くなってしまえばいいと思う。

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前へ

前に進むこと
力強く
ただ ひたすらに
前だけを見据えて
背筋を伸ばしなさい
しゃんとして
きっと 誰もが見ている
妬みも羨望も愛情も
全部 全部 全部
私の力になる

下を向いて考え込んで涙を流す暇なんてない
だったら考えずに足を踏み出せ
確かに前に進むために

あなたを追いかけるから振り向かないの。
私があなたの前に立てばいい。
こっち見て。

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夏の思い出

ひりひりした太陽の先で
木陰の涼風が髪を撫でた

アスファルトを蹴って駆け出したみた
昔描いた チョークの絵が見えたような気がした

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いつか王子様が

 あなたは夢見る乙女。いつか白馬の王子様が現れると信じている。いっこうに現れないのは言うまでもない。ある日あなたはヨーロッパに行こうと思い立ち、ヨーロッパ旅行に出かける。なぜなら王子様といえばヨーロッパだから。レンタカーを借り、田舎道をドライブしていると、道の真ん中に白馬が現れる。あなたはあわててブレーキを踏み、車から降りて追い払おうとするが、逆に近づいてくる。白馬の毛は、つややかで、甘い香りがする。あなたはたちまち白馬のとりこになる。あなたの耳元で、白馬がささやく。
「わたしは白馬の王子です。あなたを迎えにきました」
 いつの間にか、あなたは馬になっている。あなたと白馬は、軽くじゃれ合ってから駆け出し、森の中に消える。

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誰かのために

いつも 感情を押し殺して生きてきた
こんなに怒ったら
あなたを傷つけてしまうな
こんなに泣いたら
あなたを悲しませてしまうな

誰かを傷つけたくなくて
それならいっそのこと
誰かの心より 自分の心を
傷をつけた方が良いと
いつしか考えるようになった

怒りたくなっても我慢した
泣きたくても我慢した
涙は抑えれない時もあったけど
怒りやストレスは我慢した

誰かが 普通にやってる 小さなズルも
私は出来ない なぜなら 真面目すぎるから
こんなズルしたら 怒られるし 傷つく

人が傷つくところを見るのが怖い
人が傷ついていると
その何倍もの傷が自分に
物心ついた頃から 人の感情に左右されやすく人のことをよく考える人だった

私が真面目だからって
みんな私にミスを許さない
どうして私だけ?
なぜあの子は許されて 私はダメなの?
学校ってどうしてそんなにカーストがあるの?
カーストなんていらない。

いつも 誰かのことばかり考えてる
でも 他人から嫌われる
どうして? みんなのこと考えて動くのに小さなミスで 批判の嵐
もう嫌です。

誰かのことを考えて動いているんだから
誰か評価してよ
なんで認めてくれないの?
人を見る眼がないのかな(笑)w

そんなに人の痛みがわかりすぎる私ってなんなんだろう
やっぱりおかしいのかな。。
私なんて。