一息を一息と数えないで
手放せないのは、あなたの声
肩越しの未来
どうやったって掴めない
最後の言葉がフェードアウト
ああ、明日も明後日も何にもなかったように過ぎるんだろうな
刺さった棘はなかなか抜けない
気取った顔もどろどろ落ちる
ふらつく夜道
悲しいって形だけ
伏せたまぶたに何を思うの
とっくに目は覚めていた
立ち向かう理由じゃなく
逃げる理由を考える方が多くなった
これが大人になるということなら
僕は子供でよかった
風が吹く
雨が降る
秋の始まり
あのグラウンドで
あのメンバーで
また、ソフトしたいな…
また、大切なあの人と
キャッチボールしたいな…
みんな、元気?
君からのメールの返事がこないの
いつからこんなに
欲張りになったんだろう
都合だってあるのに
用事だってあるのに
暇なのは私だけじゃないんだって
そんなことわかってるのに
まだ、バイバイも、おやすみも
言ってないのに
文字だけじゃ足りないのに
会って話すことさえもまだ慣れてない
かと思ったら
1分も経たないうちに返事が返ってきたり
期待させないで
好きでもないなら
お願い、傷つきたくないよ
だけど、話せなくなるのも嫌だ
ずるいね。私、そうゆう人なの。許して
この掲示板を選んで
誰にも言えない想いを指でなぞる
そんな人が数年前はもっと多かったな
自己表現の手段が増え続ける今の世の中では
仕方のないことだけれど
少し寂しく感じてしまうのは
少なからず愛着があったからなんだろう
うわべだけの付き合いしかできない
それがぼくなんだ
わかっているけれど
ぼくは涙を流す
伝わらない悔しさ
ぼくは笑顔を作る
何も伝わらないように
泣きたい時に笑えたらそいつはもう大丈夫だから
笑えない奴はどうしたらいいか教えてくれ