一息を一息と数えないで 手放せないのは、あなたの声 肩越しの未来 どうやったって掴めない 最後の言葉がフェードアウト ああ、明日も明後日も何にもなかったように過ぎるんだろうな 刺さった棘はなかなか抜けない 気取った顔もどろどろ落ちる ふらつく夜道 悲しいって形だけ 伏せたまぶたに何を思うの とっくに目は覚めていた