最後の夏、
貴方が出来るだけ長く
白球を追い続けていられますように。
涙が出てくる
二つの涙腺緩めた覚えはない
仕事で失敗した?
してないけれどまぁしてないこともない
あの子にふられた?
ふられてないけどまぁふられてないこともない
あいつと喧嘩した?
文句は言ったけどあいつは嫌いじゃない
何も頭に入ってこない
抜け殻の日々が続く
自問自答繰り返すしか手が無い
歌に染み込んだ思い出が
僕を浮気症にさせる
五つじゃ足りない感覚に
嫌という程惑わされる
小4の私へ
勝手に通学路とは別の道歩くな。そこで不審者にあって、今も男性恐怖症なんだよ。漫画程じゃないしって、いじめられてる事実に蓋するな。自分追い詰めて、首しめようとするな。
中1の私へ
初恋、したよね。メガネかけた緑紳士。
その人、彼女いるよ。でもあんたにとっては良い影響を与えてくれる人だ。ずっと大事にして、ラブハプたくさん経験しとけ。
またいじめられ出す。これはまだまだ序の口だ。でもあんたのクラスなら助けてくれる人が身近にいる。頼れ!
中2の私へ
どんどんいじめられてしんどくなる。クラスも荒れるし、人間不信にも。
でも、好きな人と同じクラスになれるおまじないの後、探し物のおまじないかけるな。効果薄れる。それとあいつに好きな人と同じクラスになれなかったから、諦めたとかいう嘘言うな。あいつに協力してもらってたら、あいつが裏切るのも避けれたかもしれないから。いじめは正直地獄。覚悟して挑め。でもあんたは間違ってないから、あんたの正義感は捨てずに持ってけ。同じ目に遭ってる奴に見て見ぬふりとかするな。どんなに悪いやつでも。はっきりと宣言するが、保身に走ることは偽善。他人を信用するのは悪いことじゃない。だが、期待しすぎるな。これはとーやま校長も言ってた。
それといきなり自分でもわけわからない精神状態の中で行動するな。後で絶対後悔する。正直、いじめてきた人を恨むのはやめろ。見返しても良いが、傷つけたら一緒だから、あんなやつと同レベルに成り下がるな。それだけは言っておく。
好きな人が本当に私は好きなのかとか考えるな。好きなもんは好きだ。
去年の今頃、愛犬とテニスボールで遊んでやれ。4日後には虹の橋に逝ってしまうから。その日は早く帰るだろうが2日分宿題終わらせて帰れ。宿題を珍しく1階でやろうとして逝くから。
3日後の三者面談で待ってる時、好きな人と好きな人の親の前で泣くことになる。しっかり泣いて、後でこっそり好きな人の学ランに頭預けとけよ。良い匂いして落ち着くから。
最後に
色々大変なことがたくさんあって、しんどかった。あんたはよくやったよ。いじめに耐え、好きな人に彼女がいるのに告白しても好きな人の幸せを祈れる人だ。勉強でもなんども挫折して、今もスランプだ。でも約束する。絶対合格して、いじめっ子を嗤ってやり、告白してリア充になる。
私は、テストの点数が低い、平均なんて届きゃしない、家にかいりゃ雷くらうの繰り返し。
そんな私を変えた恩人がいる。
その人は、なんでも話せるし、時には、面白く、時には真面目に教えてくれたり、私の弱点を探してくれたり、私は、その人のために頑張った、その人のおかげで点数上がる。
だが、その人には、大きい夢がある。
不意に、その夢を私に伝えては、ここ、もうじきいなくなるという言葉も何気なく発する。
私の気持ち知らんぷりに、嫌だ、いなくなってしまうのは嫌だ。しかし、私はその人をしばりたくない、いなくなってしまうのも嫌、そんな複雑な思いを持ちながら今日もまたその人に会い続ける日々だった。
人類は、遺伝子のいたずらにより、けだものでなくなった。無毛になった人類は、夜の寒さをしのぐため衣服を(衣服と呼べる代物だったかどうかはともかく)まとった。そこから、寒いのにまとわないのをおかしなことと感じるようになり、この違和感が恥という概念になった。恥ずかしいという気持ちは内部から自然に生じるものではなく、外部からもたらされるものなのだ。お前は恥ずかしい奴だ。という教育がほどこされて初めて恥ずかしいという気持ちが芽生える。だから人間以外の動物に恥ずかしいという感覚はない。
恥を知れと言うが、恥とは知識なのである。
久しぶりに銀座に出た。老舗デパートのレストランでフレンチを食べた。料理を写真に撮り、ブログにアップした。タイトルは、久々のぜいたく〜。
冷たいものが飲みたくなったのでコーヒーショップに入った。学生時代の友だちから、ラインが来ていた。結婚するのだそうだ。適当なスタンプを送っておいた。
父からラインが来ていた。スルーした。
サロペットを買った。帰宅してから、ブログにアップした。いいねがたくさんついた。
バスグッズを並べて撮影し、ブログにアップした。タイトルは、これからお風呂〜。
髪を乾かし、ネイルを落としながら動画を見ていたら眠くなった。寝不足が続いていたので、早めに寝ることにした。
ベッドに入り、朝から一言も発していないことに気づいた。
ベタつく汗、うざってぇ、
とかとか思いつつ、君にあっちゃって、
今かよ!もっとベストタイミン、あるはずなのに。
君の笑顔はちょっと卑怯で、
好きになるほかない、その仕草も、声も香りも。
場の一切を清めちゃうくらい、君は天使なのさ、
自覚してくれよベイベー
僕の気持ちが解らないの?
「まるでカップルみたい♡」
僕を惑わせながら、はにかみながら
ジャージの裾から少しだけはみ出した君のその指先を今掴んでラナウェイ!
学校、友達、二の次で
叶わない恋って、思ってたあの頃が今は懐かしい、今僕は幸せだよ、ありがとう神様仏様!女神様がここにいる!
ふらつく関係、きっと不安定、
とかとか思いつつ、想いは溢れそう
今かな?もっとベストタイミン、あるはずなのに。
今言ゃいい?また明日がいい?
タイムリミットはすぐそこまで迫ってるのに
未だ僕は、弱虫のまんまさ
開き直ってこの関係
いつまでも楽しむって手もある?
否!それだけはノーセンキュー
だけど言い出せないのさ!来てくれ!レスキュー
君がそっと僕の手を掴んで
「待って…」なんて言ったらもう
僕は君を抱き寄せて、優しく、そして強くハグをしよう
思いの外、好印象、こんなギャップでもアリなの?とか思う矢先、バット表情
そのうちまた晴れ模様、小悪魔なんだから君はもう!でもそんなとこも大好きだよ
今のうちだって、思うんだ、
いついなくなるかもわからないから
大好きだってちゃんと言わなくちゃ!
ふらつく関係、きっと不安定、
とかとか思いつつ、想いは溢れそう
今かな?もっとベストタイミン、あるはずなのに。
君の笑顔はちょっと卑怯で
好きになるほかない!その仕草も!声も香りも!場の一切を清めちゃうくらい、
君は天使なのさ!ベイベー。
喜怒哀楽の調子取れなくて。そっちのせいさ、精算したいよ
思いの外うざったくって、炭酸で目をすっきり覚ましたいよ
経験上ないdangerous
sodaで一杯どう?完璧主義者みたいで、
まるでかっこよく見えるね
かくなる上は整合性も取れない
僕のパンチをおみまいするしかないな
想像以上の威力を孕んでる
今から行くぞバカ面下げて待っとけ
とってもとっても溢れている
魅力だなんだで魅了する
くっだらねーと吐き捨てた絆創膏が剥がれそうだよ
そこらん中で腹抱えてる
腹筋崩壊、片腹痛い、
皮が剥がれさらし者に、
「あー可哀想に」「あー可哀想に」
清々したか?TVのphantom
結局、決起・欠勤も意味ないよ
んで、形成された最上階
短編集がまるでパンジーだよ
かくなる上は先天性のターミナル
僕のキックが炸裂しそうさvanillaes
感軽く考えていたらアウチ!アウチ!
今から行くぞバカ面!目を閉じるなよ
あっさりきっかり、これっきり
腹立つんだからしょうがないや
地球の裏、散々な結果が見え見えなんだよ
設定決定未完成で、簡潔完結暇している
地球を廻る、地球が廻る、頭の中メロディラインがまだ。まだ。
あんぽんたん!平坦でげんなり、
行きずりの夢は磨かれて
麻酔銃の効果が切れそうなんだよ
かくなる上は整合性のとれない
僕のパンチとキック!さらにエルボー!
さもないことには話は進まない
今から行くぞバカ面!顔差し出せ!
とってもとっても溢れている
魅力だなんだで魅了する
くっだらねーと吐き捨てた絆創膏が剥がれそうだよ
そこらん中で腹抱えてる
腹筋崩壊、片腹痛い、
皮が剥がれさらし者に、
「あー可哀想に」「あー可哀想に」
ああ、まだまだ途切れない
ユメミスケッチは破れない
増幅している感覚だけは確かなんだよ
ああ、「気持ちだけ」じゃ終われない
相当顰めっ面、剥ぎ取れば
皮が剥がれ笑い者に
「はー愉快痛快」
「はーまるでマジック・アワー」
駅を出ると、いつも寂しい感じの商店街がカラフルに飾られ、賑わっているのが見えた。少し先を歩いていた彼が立ち止まり、振り返って言った。
「七夕祭りだ」
むかし、織女という、まあまあ美しい娘がいた。織女の父は某大手企業のCEO。織女の母は、織女の兄には甘かったが、織女には厳しかった。織女は厳しい母から一刻も早く逃れたかったので、大学二年のとき、法学部の牽牛という男と結婚した。牽牛の実家は織女の家より格上だったから親も文句は言えなかった。それに織女はすでに身ごもっていた。
子どもが小学校に入学するころ、大学時代の友人から、出版社の仕事をしてみないかと持ちかけられた。悪くない条件だったし、織女は幼少期から社会で自己実現したいと考えていたのでやってみたいと思った。牽牛に相談すると、猛反対された。牽牛の家は伝統的な金持ち。牽牛は、女性は家庭を守るもの。女性が家庭を守らなかったら家族は崩壊する。家族の幸せが持続的な成長につながる。家族が幸せだから財界は安泰なのである。といった考えにどっぷりつかっていたから、織女の考えが理解できなかった。
この件をきっかけに、夫婦関係はぎくしゃくし始めた。ある日、孫の教育方針をめぐって姑と大喧嘩した織女は怒りにまかせ子どもを連れ、実家に戻った。
織女と牽牛は離婚した。牽牛とは、年に一度、子どもの誕生日の七月七日に会う取り決めになっている。
「俺、昨日、誕生日だったんだ」
「そうだったね。おめでとう」
「何か、してくれよ」
「手、つないであげる」
わたしは彼に手を差し出した。
彼はわたしの手を握ると、商店街に目をやり、少し考えるような顔をしてから、「ちょっと行ってみる?」と言ってわたしを見た。
わたしは黙ってうなずいた。