優しいだけじゃ、損をする世の中で
あなたは誰よりも優しいから
傷つけられるならあなたがいいの
たとえ馬鹿げてるって笑われたって
それ以上は考え付かないの
日差しも、海も、川も、空も
あなたがいない夏は酷くつまらないから
真っ赤に染めた爪の先を眺めて
感傷的になりそうなの
着付けを覚えて良かったなんて
真新しい貝の口を きちんとズラして
君が呟いたりするものだから
今日の僕は花火どころじゃないんだ
ブルーハワイ、一口なんて
雛の無防備さで開かれた唇から
覗いた舌が艶かしくて
今日の君を何処か別の人にしている
見て見て紫!そんな風に
友達に飛びつく君を引き寄せて
背中での呟きを質したら
今日の君も 花火どころじゃなくなってくれる?
君が好きだ。
そう気づいたのはいつだったっけ。
君はいつも友達に囲まれてて
私なんか近寄れないよ。
でも、顔を見るだけで嬉しくて
たまに話す時の笑顔が最高で。
走ってる姿に見とれて。
君が大好きなサッカーには勝てない。
でも…………
君は私の事をどう思ってるんですか?
何度も聞いてきた 色んな言葉
要約すると 「ごめんなさい」
それがキミに出会ったら すべてが新しく
生まれ変わった
これが本当の運命か
最後の
ヒロインは君であってほしいんだ
どうか君であってほしいんだ
これ以上何かを失うことは
もう…やめにしたくて
どうかと願っても この手を伸ばしても
「やっぱり」という未来怖くて
でもやっぱだめだな
君じゃなきゃだめだな
ソファーの上でも 電車の中でだって
思い浮かぶのはいつだって
それなのに
君は 僕にまるで「興味ないです」みたいな感じだし
あぁ考えるたび浮かんでくる
失恋フラグだよ
最後の
ヒロインは君であってほしいんだ
どうか君であってほしいんだ
これ以上何かを失うことは
もう…やめにしたくて
最初の
頃からずっと夢に見ていた
「キミ」との毎日
その「キミ」は絶対君じゃなきゃ
ダメな気がして
どうかと願っても この手を伸ばしても
「やっぱり」という未来怖くて
でもやっぱだめだな
君じゃなきゃだめだな
________
どうやったら
貴方は振り向いてくれるのですか
せめて、足を止めるだけでもいいから
________
一方通行はどれだけ辛くてどれだけ大変か
わかってほしい
この恋は私を嫉妬心で包み込んで
ライバルと戦ったけど
負けたに過ぎない
あぁ、私の恋は行き止まりにたどり着いた
君を追うことすらできなくなった
今までありがとう
失うことを恐れて 求めることを止めた
‥‥いつからこんなに弱くなったんだろう
夏祭りのブドウ味のかき氷
縁側でかじったスイカの味
お盆前までに宿題を片付けるという目標
蚊取り線香の緩い煙
他の季節でも手に入るけれど
これじゃないなって感じがする
何だか物足りないんだ
何かが欠けてるんだ
テレビに映るのは甲子園球場
日に焼けた青年達が泣いていた
笑顔だけじゃないからこそ彼らは輝くのだと
画面越しに私は思った
こんなにも胸が締め付けられるのは
頬を流れる涙のせいだけじゃない