君のことを利用しているだけなのか
君を真実の友達と思えているのか
僕には全く判別できないけれど
君の形の整った飾らない爪を
そのまま剥がしたくなった
紫を織るパステルピンク
透けるサーモンピンク
グラデーションの君
美しい君を消して
握りつぶしてさ
夜に笑うんだ
許さないよ
未来永劫
衝動で
君を
*
終わらないレポートと
昔散った恋のこと
考えながら蹴る空缶
カランカランて
道に響いた乾いた音は
イヤホンから溢れ出す音に掻き消された
今日もなにも無かったし
明日もなにも無いかもだけど
だけどだけど
今日も夕焼けは綺麗だった
誰かに伝えたいけど伝えない
そんな毎日
一寸先は闇というけれど、僕は真っ白だと思う
何色にも染まっていない、これから染めていく
何色に染めるかは、君次第。
気に入らなければ、リセットしたらいい。
足らなければ、混ぜればいい。
好きな色に染めたら、それが未来
未来は選べる。何色に染めても、誰も文句は言えない
自分が信じる色なら、その色を選べばいい
人からもらった色も、混ぜてしまえばいい
未来は何色か。最後の選択は、君自身。