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昼下がりの眠り姫

窓に弱々しく打ちつける
雨のしずく一粒追いかけて
止まってしまう小さな気持ちは
やがて大きな流れに吸い込まれる
暖かい部屋の安らぎは
悲しいまでの私を慰める
優しい曲のボリューム下げて聞く
街の車の水しぶき
あの雲の向こう側
お日さまのこと想像して
疲れた心を癒すのに
テレビはもういらない
少し肌寒いこんな日は
柔らかい毛布にくるまりながら
明日のこと今はしばらく忘れて
静かな優しさと眠ろう
深く
遠く
もう…