僕はピエロ
君が望むなら
なんでもできてしまう
月の上でのジャグリング
オーロラの上を綱渡り
君のためならなんだって
僕には朝飯前のように感じるんだ
君が笑うだけで
心が丸い虹を描き出す
僕はピエロ
もし君の目が
星屑をこぼすなら
僕がそれを受け止める
もしそれがサーカスの途中でも
僕はピエロ
もし君が
僕の前からいなくなったとしても
僕は踊り続ける
それが僕の宿命だから
見えない君を見ながらおどけるよ
僕はピエロ
出来損ないのピエロ
君がいなくなったあの日から
涙がとまらない
君が星になったあの夜に
初めて僕は泣いたんだ
そう僕は出来損ないのピエロ
僕は君を愛してしまったんだ
本の続きが読みたいけど
もう行かなきゃ
そんな時に役立つのが “しおり”
私は そっと しおりを挟んでおくの
次 読む時にいち早く見つけられるじゃない?
本を読み終えて
しおりの役目が終わる時
私は捨てることができるでしょうか?
最初は普通のしおりだったかもしれない
だけど
この “しおり”のおかげで私は本を読めたのよ?
感謝すべきだと思うわ
私も
人間として終わる時に
誰かが思ってくれたらいいな
涙を拭って
“しおり”だったものを捨てた