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花火

ぱっと咲いて
ぱっと散る
そんな私の人生

ああ神様
もう一度空を舞う機会をください
もう一度 もう一度
もう一度 もう一度






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もし君が今行き詰まって
止まっていたとしても
焦る必要はないよ
止まることにも意味はあるから
それに時計の針だってたまには休みたいだろうし
今は止まっていてもきっともう少ししたら
動き始めるから
動かないといけないときが来るから
その時まで少しだけゆっくりしていようよ

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君と出会って2年が経った
2回目の春 隣にはいないけれど
君が好きな桜が咲いているだけで僕は幸せだよ
いつのまにかお互いの弱さ見せ合うことなくなって
僕は強がりばっかり言ってたんだ
それでも笑って そんなところも好きって言ってくれる君に 甘えていたんだよ
優しい君を傷つけた
でもそれよりももっと
情けない顔隠した僕を見る方が辛そうで
そんなに想ってくれてたのに

ごめんね なんて四文字じゃ君の傷塞げないし
ありがとう なんて五文字じゃ僕の気持ち足りないし
気持ちぜんぶ伝えるのは難しいから
そうか、抱きしめればよかったのか なんて
今さらそんなこと言っても遅いよね

今年の桜は綺麗だといいね
君の心の傷 僕じゃない誰かが癒せますように

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タイトルは後でつけるね

今僕が君のすきに☆をつけるのはもちろん君のすきが僕のすきだったこともあるけれど僕や誰かが君のすきに☆をつけるように僕のすきを君や誰かの☆にしてもらいたいからでほんとうは僕のすきに☆をつけるのは僕だけでいいのだそうすることはあのときすきを手放さなかった僕に僕は今つかんでいるものこそ違うけれど僕のすきをすきでいるんだよって☆をつけられる手段であるからだから君も君のすきに☆をつけてほしいそうしてすべての君のすきに君が☆をつけたりつけなかったりしたことをあいまいにすきと泳がせたとき僕は君ではない誰かのすきな色をした☆☆☆☆になって☆☆☆んだ。

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サヨナラ。

キミを好きになってもう三年。

いつも、いつまでも片想いだったな…

直接会話なんて、
話しかけられても、コエガデナイヨ。


僕だけを見て欲しいんだ  

なんて、そんなの、
言えるわけないし。  そんなこと、

言えるわけないよ   絶対。


一度だけ笑いかけてくれたキミを、
想うだけでも胸が苦しくて、
僕は、キミをズット、

見てるだけでいいんだから。


でもさ、

実は気づいてるんだよね。

キミと、

会えない日が来るってこと。


あー…   あぁ。 はぁから

卒業とかさ、なくてもいいのに。

卒業なんて

消してしまいたい。



もし、キミが、  僕の、彼女で、
もし、僕が、キミの、 彼氏で、

ふたりで、手をつないで 笑って

すごせたら。過ごせたらな…



明日から、もう、 会えない、ずっと。
だから、さよなら

    サヨナラ…

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untitied

計算も打算もぜんぶ見えてるよ、
君のこと好きだから見えちゃうよ。
今すぐ会いに来て?
私が私じゃなくなる前に。

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素敵

わたしの吐いた溜め息が曇らせた硝子を
袖で拭ってくれる
そんなところに惚れました

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喜びも悲しみも一過性のものだが傷つきは死ぬまで続く 傷つきにはカタルシスがないからだ

喜びも悲しみも一過性のものだが傷つきは死ぬまで続く
傷つきにはカタルシスがないからだ
わたしの言語は詩的ではなく散文的だ
わたしはゆっくり成長するタイプの人間だ
早熟なタイプは成長が止まるのも早いからそれでいい
わたしに青春期はなかったのかもしれないしずっと青春期を過ごすべく運命づけられているのかもしれない
妥協の妥はおだやかということ
妥協できない者の心の奥には激しさが宿っている
長話はもうやめよう

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嘘つきの自分が嫌いな私

泣きたいのに涙に嫌気が差して

素直に泣けなくなってしまった

こんなに素直になるのが難しくて

誠実になりたいのに結局なれなくて

一体私は何を目指せばいいのか

見失ってしまいそうで

何もかも消えてしまいそうで

自分に恐怖を感じるようになった

私と同じで嘘つきから抜け出したい人

もうあの人達以外には信頼することができない

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かたおもい

ファンに恋したバンドマン
今日もあの子は来てるかな

ファンに恋したバンドマン
フロアのあの子のために歌う

ファンに恋したバンドマン
サインに名前も入れてあげる

ファンに恋したバンドマン
写真は最高の笑顔でピース


気付けば終電

「またね」「うん、ありがとう」



彼女は知らない。
「またね」はもう来ないことを。

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自分を愛せるように

曇の空に絵の具を垂らした。
じわじわと滲んでいく感情が
それぞれに歩み寄っては
離れることを知らない子どものように縋り付く。
降り注ぐ雨は
私たちの苦しみを流すため
強く強く強く降り注ぐ。
幸せを遮る傘が増えてきた頃
やがて雨はあがるだろう。

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コーヒー飲んで腹下しました。

お前が居なくなってどれくらいが経つだろう。

お前が居た時は一日が物凄く早く終わったのに
今や一日が一ヶ月にも思えてくるよ。
それは盛ったけど...

また会えたなら話したい事が山程あるんだ
それこそ一日じゃ話しきれない程に。

またきっと会えるからさその時まで暫くは
サヨナラだ。

またな、相棒。

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ドラマチックではけっしてない。

夏服のきみの
あのひらひらとした感じが忘れられない

映画館に入ってみたら
僕ひとりだった
雨漏りをしているのか
水滴の落ちる音がする
風速2mくらいの風に
ひとしきり吹かれると
目の前に
あのひらひらとした感じの
夏服のきみが立っていた

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午後は雨降り

公園のベンチで
独り、遅いお昼を飲み込む。
見上げると青白いほし
昼過ぎのあざに鈍痛を響かせる
月のでこぼこ

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足踏み

ここまでできた
いけると思った

でも無力だ
何をやってもダメだ

努力がなんだ
何も変わらないじゃないか

うつむき うずくまり
そしてそのまま立てなくなった

どうしようもない
こんなやつが報われるのか?

周りから聞こえてくる
「頑張れ!」「力を振り絞れ!」

そんな言葉が
僕を苦しめていく

そうだ 出来なきゃいけないんだ
何としてでも可能にしなきゃ

たとえこのココロが
傷んだとしても

そんな時に耳元で聞こえた
「がんばんなくてもいいんだよ」

え?なんで?
頑張んないと先が見えなくなってしまうよ

「まだまだ世界は広くなるんだ、それがいくらゆっくりでも」
「肩の力を抜いていこうよ」

そうか まだ僕の道は始まったばかり
いくら力を入れても仕方ないんだな

今までの足踏みは
準備運動

これからの1歩が
世界を広げる大きな力だ