またあのひとがやってくる。
だらしなく白衣をひっかけて
銀縁メガネに猫背に寝癖
研究室を喫煙所にして
いたずらっ子みたいに笑ってる
ああ、そうか。
また新しい春がくるんだね。
あのひとはいつもさがしてる
あの春の色を探してる。
ぼそり、つぶやく。
ぼそり、つぶやいた。
ぼそりとつぶやく。
ぼそりとつぶやいた。
ぼそり、つぶやくように言った。
ぼそりとつぶやくように言った。
一流企業、一流大学はあっても
一流の詩はない。
高級車、高級腕時計はあっても
高級な詩はない。
あなたも量産型の人間なのですね。
量産タイプのタイプなのですね。
完璧な詩というのは存在しません。
完璧な詩は詩ではありません。
正攻法で勝てる人間には詩は必要ないのです。
若いあなたは理想を捨てきれない。
おそらく飽きっぽいあなたは理想を手にしたとたんに燃えつきてしまうでしょう。
年齢なんてただの数字です。
別れの季節 だなんて
笑わせるなよ ダーリン
ぼくらずっといっしょだろ?
なんてね さよならダーリン
でもやっぱり ぼくはだめだな
世界はなんでか みずいろ
サンキュー・グッバイ
心にもなくてごめん
だけど 誰より愛してたよ
バイバイ、マイラブ
運命ときたら 次はラブ
戦ったなら 負けはないだろ?
ぼくらの終わりが呆気なすぎる
だけどダーリン ごめんよ
ぼくらが負けるのは 夢だ
夢のために 世界はみずいろ
サンキュー・グッバイ
つぶやいただけでごめん
きみを 誰より愛してたよ
バイバイ、マイラブ
「オー、ハニー。誰かを好きになって、また新しい恋をするがいい。ぼくは忘れていいんだよ」
オー、ハニー。
ごめんね、そんなことすら言えなくて。
君をもう愛してないなんて
みずいろのぼくには言えない
(Even if I am reborn, I can not say it.
But It seems to be erased on noisy days.
I love you... I was love you...
Thank you・good bye)
一人歩く帰り道
街灯は何とか光を放ち
僕の進む道を照らし出す
誰かといたらすぐつく道も
一人なら何倍もかかって
もういいやって
雨に打たれながら
涙を拭き取る
明日また
君に会うために
もう泣いたりなんかしない
そう心に誓い
新たな一歩を前に進めた
愛したいし、愛されたい。
愛されるのは貴方からだけでいいや。
貴方がいればそれでいいや。
何者だとしてもキミを選ぶし
例え粉々になったとしてもあなたを見てる
キミの脆いとこ、キミの苦い過去
全部、食べてあげる
君のそばにいるだけで
胸がドキドキしちゃいます
君のそばにいるだけで
すっごくすっごく幸せです
君のそばにいるだけで
大好きなんだって感じることが出来ちゃいます
ただ
貴方が居てくれるだけでいいのです。
たとえ貴方が
自分の歩んできた道を嫌っても。
たとえ貴方が
自分の歩んでいく道を嫌っても。
ただ
貴方という存在が愛おしいのです。
ただ
貴方は貴方であればいいのです。