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音のナイフ13

オトの手を掴んでわかったの

やめて、言わないで、
男の子は硬くなりました。

オトには…

女の子は男の子の手首を持ち上げて言いました。

ミャクガ、ナイヨネ?

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音のナイフ12

随分遠くまで来ましたね

うん
オトを探しに、国の端っこまで来ちゃった

何言ってんですか、散歩したかっただけなんでしょ?

よくわかったね

あの後どうなったのかというと、女の子は男の子の腕を掴んで王国を案内したのでした。
男の子の正体はわかりませんが、一緒に歩くことが何より重要に感じられました。

なんだかんだ言って、私も端っこまで来たのはちっちゃい頃ぶりなんだよ

女の子は笑いました。
王国の周りは鬱蒼とした森が囲っています。

ねえ、オト
オトは外から来たんだよね

はい

この森の向こうには、何があるんだろう

男の子は、女の子を悲しそうな目で眺めました。

大したものはありませんよ
こんなにいい国に、僕は来たことがありません

嬉しいなあ

女の子は、笑って、男の子の手首を掴みました。

オト、
私、ちょっとわかったかもしれない

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気まぐれ徒然草

毎日硯に向かって日記なんて書けないや
筆が進まない日ばかりだよ
勉強ばかりで慣れなくて
それでも僕ら青春を感じている

辛いことも楽しいことも
全部全部、大好きっ!

そう思える、私でいたい。





花風法師

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、す(ター。と「ラ,い-ン

好きだ好きだと思いつつ

君の隣にいる僕を思い描けない僕は

あの子たちと同じスタートラインにさえ立っちゃいない

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嫌いな君へ

ねぇ、僕は嫌いだよ
嘘つきな君が

ねぇ、僕は嫌いだよ
作り笑いを浮かべる君が

ねぇ、僕は嫌いだよ
平気で人を傷つける君が

ねぇ、僕は嫌いだよ
短気で起こりっぽい君が

ねぇ、僕は嫌いだよ
自意識過剰で自信家な君が

ねぇ、僕は嫌いだよ
輝く褐色の瞳を持つ君が

ねぇ、僕は嫌いだよ
自分は一途だと言い張る君が


ねぇ、僕は嫌いだよ
そんな君に恋する僕が

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ご飯っていいよね
美味しいよね

ご飯っていいよね
美味しいよね

ご飯っていいよね。

美味しいよね。