特に何か変わった出来事もなかったのに
本当に好きになっちゃった
え?嘘でしょ?
こんなに胸がギュッてなるの
やっぱり 好きなの…?
サイダーの爽やかさと共に
新しい青い春がまた、始まる。
や 嫌なやつとも
ゆ 結っていかなければならない関係
よ 世の中の欠点と思いたい
ま 満員電車の中
み 皆スマホ片手に画面の
む 向こうの世界になんか
め 目もくれず
も 黙々とただ画面を見つめている
は 白状な
ひ 批判で形成される
ふ ふやけきった世の中
へ 変な批判の意味も分からず
その批判に乗ってしまう哀れな
ほ 僕たち
な 何にもできない
に 苦い経験はしたくない
ぬ 報われない
ね 根っからの弱気の僕は反撃の
の 狼煙を今すぐあげたい
聞こえない声に耳を傾ける
繰り返した言葉の序列はもう空でも唱えられた
躊躇ったような声色と
始まりの一語で少しだけ、予感がしたんだ
いつまでも終わりなどないと思っていた
いつまでも終わりなどないと思っていたかった
いま、急にきた君からのメッセージ
「×× by〇〇」
「どうしたの?」
「〇〇が君に対して言ってたから」
「そっか。なんでだろう」
「まあ、教えてくれてありがとう」
「はーい」
それだけの会話だったけど
実は本当に嬉しかった。
僕にはそれが許されないから
わがままは言わないけど
心の中でちょっとだけ期待しても
いいかな?
また君からのメッセージが来ること。
「ありのままの自分でいればいいんだよ」
って君は言うけど。
それじゃ僕がありのままの言葉で
「好きです」なんて
口にしたら、君はどうすんだい?
適当なこと言うなって。
でもそんな君も…
そんな君も…僕は……アレだけどね。
そんな思いを抱えて、
自分のほんの一部を見てもらうため、
僕は電話を持ったまま。僕は電話を持ったまま。