目が痛くなるくらいの雲の白をぬけると
言葉では気持ちの通じない場所だった
そんな場所で気持ちが通じた
嬉しかった
日本語が伝わることに驚きが無いように
1+1が2であるように
当たり前に慣れていくと
新鮮さが薄れていくのだろう
卒業式
嫌いだったヤツと
今日でお別れ
悪口ばっかり言ってきて
ナルシストで
腹が立ったりした
嬉しいはずなのに
なんだかちょっと心細い
でもさ
アイツが言ってくれたんだ
「サヨナラは終わりじゃなくて、
再開の合言葉やで」