青い鳥籠 窮屈な此処で
僕は何をすればいい?
鍵がない世界でしか
生きていけない僕だから
鍵付きの世界は嫌い
青い鳥籠はモラルが無いから
どんどん足枷が増えていく
もっと自由にさせて 言葉を殺さないで
単純に心配してさえずっただけなのに
だけどそのさえずりは 雑音らしい
確かにね
この青い鳥籠は少し怖いし
あのさえずりは音痴だったかも
それは分かってる 分かってるけど…
さえずりの音が外れたのは悪かったよ
だけど、だけどさ。
さえずる口を塞いで
「そんなこと呟いたら殺されるよ」
「青い鳥達はお前の事嫌いなんだよ」
もうやめて!!
僕は…僕は……
みんなに聞いて欲しい。
嫌われてもいいから、だから。
音痴な僕のさえずりを、ずっと聴いていて。
あなたに褒められたいんです。
あなたに怒られたいんです。
あなたに笑ってほしいんです。
あなたに愚痴を聞いてほしいんです。
あなたの笑顔がみたいです。
毎日毎日話したくて 話したくて
あなたと–––––
という名の想い出が、
泡になって消えてしまわぬよう。
華奢で、だけど大きくて優しい背中を
これからもずっと追いかけたい。
フラふらする
あぁフラフラする
きっとこのまま
フラダンス好きの
フラミンゴになって
フラフラしながら 南国行の
フライトを楽しむんだな
とか言ってみたりして