道端で摘んだ花を家に持って帰っても
なんだかあまり綺麗に見えない
お店では綺麗に見えたあのコップも
なんだか輝きを失ってるのはなぜ?
そう思うけど…
案外、この世は儚いから
月は夢を見ているのかもしれない。
僕らが緑や紫、赤や黄色に見えてる色も、実は無彩色かもしれない。
そもそも色の存在なんてないのかもしれない。
そう思うと、タイムリミットのある美しさは
本物なのかもしれない。
……本物が何なのか分からないのだけど。
貴方にとっては何気ないことだったとしても、
俺にとっては、特別なこと。
俺にとって特別なことが、
貴方にとっても特別だったらいいな。
僕はあなたを、あなたたちを
選ぶことはできず。
あなたは、あなたたちは僕を
選ぶことはできず。
半ば強制的に人生の大半を
共にしなくてはならないのは
酷だと思う。お互いにね。
好き、嫌いがあるのは
仕方がないことだと思う。
僕もあなたの、あなたたちの
嫌いなところはあげることができる。
きっとあなたも、あなたたちもそうだろ
だからきっと僕はいま
あなたと、あなたたちと
共にいないんだろ?
別にもうそれはいいんだ。もういい。
でも、生意気な僕から一言
全てのparentsに告ぐ。
僕のような人をこれ以上増やすな…
なんて無理なことはわかってる。
無償の愛なんて存在しないことも
わかってる。
でも、1度でいいから
あなたの、あなたたちのもとに
やってきたその子を
ぎゅっと抱きしめてあげてください。
私もあの子みたいになっていたかもしれない
普通だと思っていた地獄の日常
許して
許して
何度も保護された
もう私みたいな、あの子みたいな子はいてほしくないな
そう思ったある朝のこと
ツバメが、巣立つ
修学旅行が、終わる
空が、青くなる
彼女が、煙草を吸う
振り向けば、すぐそこに、夏がある。
正義の味方とは
つまり
悪者にとっての悪者。
あくまで個人的見解。
悪しからず。
1人で食べるお弁当
1人で移動教室
1人で過ごす10分休み
みんなでいるより。
偶数の中に入っていくより。
楽でいられるのは、
気兼ねしないのは、
こっちの方がいいなーって思うのは、
変なことですか?
群れていないと仲間じゃないんですか?
大事なのは
きれいなことばっかじゃない
きれいなことばばっかじゃない
大事なのは
大事なこと