水平線の向こうで
誰かが誰かに愛を囁いている
久しぶりに見た海は綺麗な深い青で
たくさんの人に一夏の思い出を作っていた
ハンドルを握る君の
日焼けした腕が
やけにわたしの鼓動を急かす
このままでいいなんて
実はこれっぽっちも思ってないよ
手を繋いでも、抱きしめても
きみのこころの全部が
分かることなんてきっとなくて
だから、もし失敗したら
嘘だよって笑って
全部夏のせいにしよう
人と違うことを恐れた無駄な9年間
通え通えと人は言う
嫌だ嫌だと引きこもれど
コンプレックスが私の歩く道塞いでんのさ
迷え迷え青春謳歌していると
目の前しか見えないあなたに何が分かる?
あなどれない景色を見せてあげるから
人と違うことで生まれるその差に嫉妬させろ
アンチのアンチを刻め
お前に私を変える意味などないから