あったかい紅茶を飲んだよ。
背中をぐ〜って伸ばして
大きく息を吐いて。
束の間の休憩。
数学はやっぱり難しいな〜なんて
首をぐるぐる。
目が回っちゃったなんて
1人で少し笑いつつさ。
なんでだろうね。
君の笑顔が浮かぶんだ。
お日様が零れるみたいなんて
ありふれた言葉じゃ足りないくらい
あったかい君の笑顔。
紅茶は冷めちゃうけれど
僕の心の君の笑顔は冷めなくて。
ちょっと冷えていた僕の心が
あったかくなったよ。
さあ紅茶も温めなおせたし
数学の続きをしようかな。
あとどれぐらい着れるんだろうね
わざと着崩してみたりしてみて
しょうがないから今日は少しだけ遠出してみるよ
本当は乗る電車を間違えただけだけど
今日は君に付き合ってあげる
いつもより少しだけ長く着といてあげる
いつもより
いつもより
僕なりの青い春を味ってるんだ
だからもう少しだけぼくと一緒にいようよ
いつかは
時間が来たら
君とお別れなんだから
まだ僕を学生のままで
大人に逆らってみてる子供のままでいさせてよ
いつか卒業するまでは
その日まではさ
だから今日は少しだけ遠出するんだ
君を連れて遠くまで