あったかい紅茶を飲んだよ。
背中をぐ〜って伸ばして
大きく息を吐いて。
束の間の休憩。
数学はやっぱり難しいな〜なんて
首をぐるぐる。
目が回っちゃったなんて
1人で少し笑いつつさ。
なんでだろうね。
君の笑顔が浮かぶんだ。
お日様が零れるみたいなんて
ありふれた言葉じゃ足りないくらい
あったかい君の笑顔。
紅茶は冷めちゃうけれど
僕の心の君の笑顔は冷めなくて。
ちょっと冷えていた僕の心が
あったかくなったよ。
さあ紅茶も温めなおせたし
数学の続きをしようかな。
おやすみ、きみの笑顔に出逢えたら
ぐるぐる回る世界にピントを合わせて
あったかいマグカップを両手に
目を合わせたら共犯者みたいに笑うんだ