表示件数
0

紅の空に咲いた

赤い桜
燃えてしまいそうなほど熱く
見れば目を突き刺す輝き
その時間(とき)だけに咲く
赤の桜

1

キセノヒトリゴト

どうも∠( ᐛ 」∠)_
妹のクラスがインフルで学級閉鎖になったよー。
みんなのとこは大丈夫ですかね、心配です。

ところでこの前のおやすみポエムが
めっちゃ伸びまして。ありがとうございます。
駄作なのに…。本当に感謝しかないですよ~。
ピーターパンちゃんと話してたけど、
やっぱり伸びないと思ったものが伸びて、
自信作は伸びないというw
意外とあるあるですね。悲しいけどw
日々頑張ってたくさんの人に届く
ポエムを描きたいですな。

ではでは(^^)/~~~

0

人間の最大の発明
そして失敗作
時間 それは世界 それは規則 それは鎖
人間達を縛る物

人間の最悪の発明
そして精巧作
人間を縛る為に造られた精巧作

時間は人間の最悪な精巧作

8

ピアノ泥棒 (リクエスト)

僕は、昔泥棒だったんだ。
あはは 、本気にしないで。
お酒の席では、話半分はご愛嬌って言うじゃないか。
僕の昔話、聞いておくれよ。

ある雨の日曜日。僕は中野にいたんだ。
雨宿りのフリして品定めをやってたんだ。泥棒だからね。
ぶらぶら二丁目を歩いてたらさ、あのおっきな楽器店あるじゃん?あそこができる時だったんだよ。
でかいトラックが止まって何か搬入してたんだ。
これでも泥棒をする前は、ピアノ弾きだったからね。
本当だよ?よくライブだってやったもんさ。
それでピンと来たんだ。
スタンウェイのヴィンテージ 。ピアノ弾きなら誰もが憧れる名品。
正直目がくらんだよ。あいつだったら、僕は誰よりも上手く弾ける自信があったからね。
あのピアノ盗んで弾きたかったよ、僕の自慢のクラシックバラード。
あれを聞かせたら、出ていったあの娘も戻ってきてくれるかなーなんて考えちゃったり。

でも、あんな大物は無理だった。なら、弾くだけでもよかった。いや、眺めるだけでも。
そうと決まれば早速忍び込んだよ。深夜の3時頃だった。
ピアノを前にして、じっとしてられなかった。おもむろに弾いたさ、午前3時のニ長調。
ピアノを聴いてどうせ野垂れ死ぬだけの人生さ。生きるために盗んで、盗むために生きてきた。拍手ひとつも貰えないステージでね。

ーーと、ここまで言ってきたけど全部嘘だよ?‪
そんな顔しないで。こんな馬鹿な話があるわけないじゃん?
今から僕の出番だ。こう見えてピアノは得意だからね。
聴いてよ。あの日と同じクラシックバラード。
馬鹿な男のメロディーでもまたにはさ。
ピアノを聴いてどうせ野垂れ死ぬだけのくそったれの人生ならさ、ステージの上で拍手喝采ってゆーのもそんなに悪いもんじゃないよな。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
memento moriさん リクエストありがとうございました!
初めてやったんですけど、いかがでしたかね?
他の3名様!もう少しお待ちください!なかなか出来なくて……泣
不定期でこうゆう企画やりますので、書き込んだ際には、リクエストお待ちしております!!
これから増えていく作品には全て、「サキホ 短編集」 ってタグつけます!よろしくですっ!

0

No title

幸せの中に本当の幸せはないから
今日も僕は
君のために
でこぼこの道を均すよ

2

喫茶店の店員さんとお客さん

「今日は随分とオシャレしているんですね。」
「あら、わかっちゃいます?」
「彼氏とデート、とかですか?」
「ふふ、実はそうなんです。最近お付き合いを始めた人と。」
「……貴女を手に入れられた男は、さぞ幸せでしょうね。」
「そうだといいな。今日をずっと楽しみにしていたから。」
「……。」
「お仕事がね、忙しい人なんです。滅多に会えないの。」
「寂しいんじゃないですか?」
「ふふ。まぁ、たまにはね。」
「とんだ甲斐性なしですね。」
「そうかも。でもね、いつも頑張っている人なんです。だから、存分に甘やかしてあげたくなっちゃう。」
「……随分と惚気ましたね…。」
「ふふ、そうですね。だからね、七瀬さん。閉店まで、もうちょっと待っていてくださいね。」
「…はい。」