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すくい

水色プラスチックの中
赤と黒 ひらひらおよぐ
訪れるにんげんはすくっていく

掬っていく

救っていく

巣食っていく

お祭りの定番、みじかいいのち

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時々だから楽しいのはわかってるのに
毎日続いたらいいのにって思ってしまう

この仲間なら毎日が
もっともっと輝く気がする

また、文字に戻る日々

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ちょっと待ってよ

貴方に
愛してる
って言われたくて
今日も頑張って起きてるのよ
2019/07/30
2019/07/31
2019/08/01 月も変わるわ

心機一転

おやすみなさい

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流れ星

夏、夜空、流れ星。
君と過ごしたひと時は
きっと一生の宝物。

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natsumaturi

愛 LOVE 言う
愛 LOVE 言う

アツさに壊れた頭の中で
(愛 LOVE 言う) そればっかり

言葉の通りお祭り騒ぎさ
(愛 LOVE 言う) ただちょっぴり

恥ずかしい ちょっぴり恥ずかしい
熱に浮かされて 言えりゃいいのに

愛 LOVE 言う
愛 LOVE 言う
大好きさ ベイビー

ヒットエンドクラッシュ?ちょっとムリ気味です
(愛 LOVE 言う) まだはやい

お祭り 通り ゆっくり歩いてく
(愛 LOVE 言う) 少しでも長く

愛 LOVE 言う
愛 LOVE 言う
愛・愛・愛・愛・愛してるぜ ベイビー


恋しいあの子と 屋台のコントラスト
永遠にこの目に焼き付けておきたい

美しさをベイビー 僕に見せてベイビー
馬鹿なオイラに キッスしてくれりゃ
なんだか世界も征服出来そうさ

愛 LOVE 言う
愛 LOVE 言う
大好きさ ベイビー

愛 LOVE 言う
愛 LOVE 言う
愛・愛・愛・愛・愛してるぜ ベイビー

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二人の抜け殻

茶色い髪に破れたジーパン
近所の夏祭りで見かけたとき
声をかけることができなかった
握る手の先には一回り年上の
一回り背の高いmatureな女の子

人は皆、自分の抜け殻を
夏の片隅に忘れてしまう

2年前の夏祭り一緒に行ったね
クラスメートを見つけると
少し離れたところ歩くあなた
手を繋ぐのが恥ずかしくて
私の着物の裾ぎゅっと握ってた

人は皆、自分の抜け殻を
夏の片隅に忘れてしまう

イヤリングに真っ赤な口紅
ラムネの底に自分の顔が映る
気づけば私も変わってしまった
中のビー玉のように輝く瞳
あなたは今でもgenuineな男の子

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0.02mmのゴミ袋

札束3枚数えてはってあれ3万じゃなくて
1万5000円です
お金払ってまで捨てるものなの?
お金払ってまで捨てたいの?
それじゃあゴムってあれゴミ袋なの?
夢とか愛とか期待とか恋とか
ぜんぶ包んで捨てちゃって
結局ゴミ箱のなかで干からびていく
あー気持ちよかったな
結局それに尽きるよな

物足りないくらいが丁度いい
届かない分は愛で埋めればいい
してる最中は好きだよって3回ゆって
し終わったときは愛してるって1回ゆって

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文学少女(6)

「ねぇ、なんで出て来ないわけ?」
「私達、わざわざ来たのにね~」
「大体、目が見えないくらいでそんなに落ち込む事なくない?」
「あれなんじゃないの? 本が読めないからじゃん?」
「あ~!! 『本が唯一のオ・ト・モ・ダ・チ』だもんね~」
「ちょっと。それ酷くな~い?」
「ははははは」
 笑いながら話している、名前すら覚えていないクスメイトの会話に、私はただ黙っているしかなかった。ドアの近くからその子達の気配がなくなると、私は大声で泣いた。何故、一切関わった事のない子達にそんな事を言われないといけないのか。あんな奴等、いなくなれば良いのに……。その瞬間、芥川先生のあの名言が思い出された。
【周囲は醜い。自己も醜い。そしてそれを目のあたりに見て生きるのは苦しい】
芥川先生が「杜子春」や「河童」等を書いた理由が解った気がした。
 そんなことがあってから、部屋でじっとしていたら、段々死にたくてたまらなくなった。どうせ、私が死んでも誰も悲しまない。もう本を読む事も出来ないのだから、生きていても仕方がない……。そんな事を毎日考えるようになった。
 そんな或る日、ドアの向こうからこちらへ向かってくる足音が聞こえたかと思うと、私の部屋のドアが優しくノックされた。
「××ちゃん。ちょっと良い?」
その声は、中学の頃唯一仲の良かった女の子のものだった。
『なんで……』
そう思っていると、その子は
「おばちゃんから聞いた……。開けなくても良いから、話ししよう?」
と言った。
「……良いよ」
親友だったということもあり、私はとても久しぶりに人と話をすることにした。
「目、見えなくなったんだ……」
「……うん……」
「……」
「……ねぇ」
「んっ?」
「……私、もう死にたいよ……」
 やっと話せるという想いから、私はその子に心の底の本当の想いを打ち明けてしまっていた。
「……」
「……」
気まずい空気が流れ、耐えられなくなった私は何か話しだそうとした。
「……あっ、あの」
「♪~~」
「……えっ?」
 その時、その子が急に鼻歌を歌い始めた。聴いていると、それは私が好きなアーティストの曲だった。私は思わず、その曲に聴き入っていた。

~続~

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掲示板夏祭りのご案内

どうもこんにちは、fLactorです。
きょうは7/31です。終わりますね7月。始まりますね8月。
ということでこのクソ暑い夏休みに心機一転、企画をご用意しました。
長文となりますが、以下が案内状となります。


《ポエム掲示板“夏祭り”のご案内》
◎ルール
 ·夏祭りをテーマにした書き込み
 ·時間帯に沿った書き込み
◎期間:8/1〜8/5までの5日間 ※土日含む
◎プログラム
 ·常設:各種屋台、花火大会(毎夜七時以降)、展示ブース〜思ひ出の詩〜
 ·特設:百鬼夜行(土·日)
◎プログラムに関して(解説)
 ·展示ブース〜思ひ出の詩〜:過去作の展示ブースです。あなたの過去の夏っぽい作品、お気に入りの作品などを再掲してください。
 ·百鬼夜行:土曜日曜は掲示板が稼動しません。それに合わせ、誰もいない祭り会場で妖怪たちに楽しんでもらうというコンセプトのもと、夏の妖怪たちを書いてみてください。長文可。書き込み日時が土曜日曜となるようご協力ください。それ以外の日時に現れた妖怪は……設定次第で楽しくなりそうですね。
◎来場に関して
①すべての会場、プログラムは言葉のみで構成されます。想像力をご持参ください。
②時系列を守ってご参加ください。
③祭り会場はあなたの詩に影響されることはありません。たとえ爆破されても問題ありませんので、存分に暴れまわっていただいて構いません。
④書き込む場所は制限しません。たとえば会場近くにあるあなたのアパートの一室から、あるいは会場全体を見渡せる展望台からなど、どこでもお好きな場所で書き込みください。
⑤会場は一であれど、すべてはあなたの想像力次第です。あなたの中にあるまつりの風景を期待しております。
◎書き込みに関して
タグは「夏祭り」をつけてください。
また展示ブース、百鬼夜行へのご参加の際はそれぞれ「思ひ出の詩」「百鬼夜行」をつけてください。
◎最後に
この企画は僕史上最大の企画です。しかし多くの方に参加して楽しんでいただかなければ意味がありません。
この祭りの成功のために、他でもないあなたのご参加を心よりお待ちしております。

実行委員会:fLactor、月影:つきかげ

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具して歩かば

りんご飴に映った君だけは
澄まし顔を決められているよ

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誰の名言よ

苗を植えて
ゆっくりだけど着実に
どぉーんと高くなって
ぐあぁーって広がって
太陽を細かく切って
立派な木になりたいなぁ
いつになるのやら

知らない間の小さな実
すこぉしずつすこぉしずつ
まぁるく あかぁく
食べちゃおうか
切っちゃおうか
まだまだ時は足りてない
美味しくなるまで待っててね
体育座りはつまらないから
どっかで遊んで来よっかな

疲れてるけどスッキリするまで
もうちょっと遊んでいよう
大きな真っ赤な実が落ちる
そしたら心もぽっかぽか
ほっぺは可愛い真っ赤っか