またいつもどおりの今日を過ごした
君にほめてもらいたくてがんばった
ただ、心の奥でいつかの自分が悲しんでて、
独りで泣いてもがいていた
寂しくなった時に君は側に来て、
寄り添って、優しくしてくれた
嬉しい時は誰よりも喜んでくれて、
その笑顔が大好きです
思わずとびだして君のいる方へ向かったんだ
会ったらすぐに言うって決めてたその言葉に
僕は誰よりもあとに辿り着いたんだね
何も言わずに終わってしまった2人の関係を
どうやって、どうやって
取り戻せば、いい?
言葉にしなきゃ伝わらないその気持ちも
全部、全部、しまっておくのか?
それでいいのか?
君といると息がつまりそうだ
君のことがもっと嫌いになりそうだ
君といると怒っちゃいそうだ
君のことがもっと嫌いになりそうだ
あぁ、どうしよう、どうしよう
君のその目が憎くてたまらないや
君のその仕草がウザくてたまらないや
いつか、君に言っちゃいそうだ
「嫌いだ」と
君と仲良くなれるんじゃないか
そんなこと考えたこともあったっけかな
バカバカしいね、あの時の自分がおかしいね
君と話すとイライラするや
私まで君みたいになりそうだ
君と話すとかなしくなるや
私まで君みたいになりそうだ
あぁ、どうしよう、どうしよう
愚痴を言う君は見たくなかったや
人をにらむ君は見たくなかったや
いつか、私もなっちゃいそうだ
「君」のように
人間ってこういうもんなんだね
信じた時間がムダだったのか
あっちもこっちもムダムダばっかでおかしいや
かなしくなるよね、こんな世の中
「いなくなりゃいいのに、君なんて」
って、そう言ってる私もいなくなりゃいいんだ
「~♪。……。聴こえた?」
一曲全て歌い終わった後、その子が聞いてきた。
「……うん……」
「ね? 本が読めなくても、まだ楽しめるものはあるでしょ?」
「えっ!?」
私は、その言葉に驚いた。
『そうか……。私にはまだ音楽があるんだ……』
そう思ったら、私は自然と部屋の鍵を開けていた。私が部屋の外に出ると、
「えっ!?」
と言うその子の驚いた声が聞こえた。
「○○ちゃん、どこ?」
手を伸ばし、その子の居る場所を探していると、ふいに何かに包み込まれた感触がし、抱きしめられた事が分かった。
「えっ……!?」
突然の事に驚いていると、その子は私の耳元で
「私はここに居るよ」
と囁いた。その言葉を聞いた途端、私はその子に縋りついて泣いていた。
そこから、私は○○ちゃんと一緒に生きるために頑張った。
※
「夢上さんでした~!!」
「……お疲れ様。はい、水よ」
「ありがとう」
音楽に助けられた私は、その後「盲目の女性シンガー=夢上もね」として活動し、毎週オリコントップ10入りする程のとても有名な歌手になった。
私は決めたのだ。盲目である事を憎むのではなく、その他の事で楽しもうと。
もちろん、あの子と一緒に……。
~終~
かんたんに「わかる」と言われたらたまらないだろうけど
僕にも似たようなところがあって(もちろん似てないところもあって)
あなたの言葉に「わかるよ」と思ってしまう
僕の言葉を並べたら嘘になりそうでこわいけど
「うんうん」のスタンプでは足りなくて
おはようございます。最近お寝坊が多いmemento moriでございます。
さてさて、先日も書き込みました審査員の件ですが、一応候補者が揃ったと言うことでお知らせしておきます。
今回の審査員は、前回も勤めていただいた[ちょっぴり成長したピーターパン]さんと[fLactor]さんに加え、新たに[稀星-キセ-]さんと[イカとにゃんこ]さんにお願いすることにしました。
さあ、開催もすぐそこまで迫って参りました。僕もひいひい言っております(笑)。
一人でも多くの方々のご参加、お待ちしております。
ではでは。memento moriでした。
が、頑張るぞーい!
ドラマの主人公みたいに癖毛だし
ドラマの主人公みたいに布団に包まって
ドラマの主人公みたいにぐるぐる悩むけど
ドラマの主人公みたいに、ドラマチックじゃないし
ドラマの主人公とは違う、自分を愛したい