きみの名前が
昨日と変わらずにある事に
いつもうれしくなる
なんてきみはしらないかな
きみの名前を
見かけるたびにいつも
自然とにっこりする私
なんてきみは気づいてないよね
夢なら醒めないでくれと願った
この夢のような時間がいつまでも続けばいいのにと思った
この夜が終わってしまったら
暗闇を裂くような、暁の空が来てしまったら
この時間は終わる。
夢から現実へ
幻は現へ
この時間が終われば、きっと僕はもう君には会えない
あぁ暁の空が来る
君は「じゃあね」と泣きながら笑いかけた
僕が伸ばした手は、宙を掴む
「じゃあね。僕の最愛の人よ。いつかまた...。」
誰もいない宙に語り掛けた言葉は、暁の空へ消えていく