「卒業写真が色あせてもいい
お前と過ごした時間は変わらない
卒業アルバムがUSBメモリでもいい
お前と過ごした時間は変えられない
誰にも」
卒業式で〆の台詞言うんですけど、これどうですか
手に付けたナイフの傷は、簡単に治る。
じゃあ彼奴に裏切られた心の傷は、どうやって治すの?
私の好きなアーティスト昨日の夢に出て来てくれた。うれしーなああうれしーなそしたらね私の歌を歌ってくれただーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい好き
ゆらゆら
揺れる視界を擦りながら歩くよ
暗い穴の中から一歩踏み出したそこは
見た事ないくらい明るくて暖かい
美しい景気だった
君が連れ出してくれたんだ
だから彼女を取り戻す覚悟だって決められた
3人で帰るって約束したのに
ごめんねごめん
あぁ ぼやけていく もう見えないや
ねぇどこにいるの?
そこか 見える 見える感じれる
彼女をよろしくね 君の守りたい彼女を
いつまでも君は僕の英雄だから
最後くらいは僕にもカッコつけさせてよね
落ち込んだまま
俯いたまま
人の流れに乗りながら
階段を上ってそのときの
足元に差した金色の光
金色の太陽
あなたみたいな金色の太陽
ほらもうまた泣けてきてしまう
愛してるの
愛してたの
別れって辛いね
でもさ、人って辛く生きたくなんかないから
辛くならないようにできてるんだね
別れのときは辛かったはずなのに
いつの間にか辛いって思わない。
でもそれが僕には辛くってさ、
自分が無慈悲な、情のないひとに、
思いやりのないひとに思えてくるんだよ
どうすればいいんだろうね、
それらしい表情で
「音が外れているので直してくださいな」
という貴婦人。
わざと少しずらしたままにしたら、
「まあ、やっと治りましたわ」
だそうです。まあ、僕は完璧な音は嫌いなのですが。
人々は、不協和音をなぜか嫌います。自分の「音」が外れることを恐れ、その「音」を封印してダレカの「音」に合わせます。
本当は苦しいのに、その感情さえもねじ込めて感じなくします。
本当は、この世の中は不協和音だらけのはずです。全く同じ人間など、いるわけがないのですから。
調和することに何の意味があるのか、僕にはわかりません。ダレカと全く同じになりたいのでしょうか。
まわりに合わせることで安心感を得て、はずれた「音」を指さして嗤い、優越感を手に入れて満足する。でも誰でも、心のどこかに引っかかっているのです。
この優越感を得るのと同時に、罪悪感に心をくいむしられ、
安心感を抱くのと同時に、何かへの不安を覚えている気がしてならないと。
ふと
立ち止まった
コンクリート塀の小さなすき間に
美しくはない
名前も知らない
緑の雑草が生えていた
だから
今日はいい日。