雪溶けて温かくなるこの季節。
まだ3時なのに夕方みたいなこの季節。
立ち込める近所の夕飯。今夜は焼き肉?
肉食いたい→肉食いたい↑肉食いたい→(発音)
初めてあなたを見かけたのは
いつだったかしら
覚えてはいないけど
おそらくここ。言葉の庭ね
あなたは私とは全く違う色・形の
引き出しをもっているから
あなたの言葉を見ると
こんな引き出しが世の中にあるのねって
わくわくするの
ところで、今日はあなたの誕生日
あなたには足元も及ばない私だけど
おめでとうの気持ちをどうしても伝えたくて
こうしてキーボードを叩いてみたりしているのです
かわいいあなたに出会わせてくれた神様には
感謝しないとだね
わたしの大好きな君がまたこの一年笑顔で過ごせますように
いつかあなたの住む街ですれ違えたらいいな
あらためて
お誕生日おめでとう。
―やりたいこといっぱいあって、一生なんかじゃ足りないよ―
こう思ったり。
―辛すぎる。こんな辛いなら一生分も時間いらないよ―
そう思ったり。
これで最後だから、少し待ってて
それが最後なんて、望まないけど
そして最後ならば、抗えないけど
これが最後だから、少し待ってて
目を瞑って恥じらいながら
輪郭をなぞる指がさみしい
幾何学模様の冬が死んでく
私のナカで、ずっと死に続けるでしょう
やまない雨で外は寒いのに
背が縮むのはちょっと怖い
止まっていたら壊れるかも
だけど最後だから、やっぱりちゃんとやろう。
これで最後だから、ずっと一緒に
これは最後だから、凄く寂しいくせに
あなた最後なのに、いつもどうりはやめて
あったかい、ココア
日差しさす、ここは
ゴリラは笑われる。でもゴリラはカッコいいし
何も悪くない。面白いと笑うのはゴリラじゃなくて
ゴリラ顔
僕のせいじゃないのに
神が与えた罰に巻き込まれて
僕は悪くないのに
神の思い通りにされて…
違う。
なに天罰なんかに左右されてんの?
なに大人しく神のいうことに従ってんの?
たかが神。されど神。
それはただの肩書き。
それだけなのになに上から僕らを支配してるの?
姿は見えないとか、なに含み持たせてんの?
なに偉大そうに僕らは思ってんの?
天罰が下されたって、僕らは必死に生きる。
思い通りになんかさせない。
簡単にその手にはのらないよ
しめった終電の音
燃え尽きた羽虫の音
あしたはきっと笑えるよ
月のフィラメントが切れる音
どこかで聞こえる子守唄
いつだって君の言葉だった
いつだって君だけの言葉だった
10時の時報
耳元に当てたスピーカー
明かりを消して布団の中
教室のドアが開いた
10年を経て
深夜を告げる音
君はホームへと降り立つ
電車のドアが閉まった
当たり前なんてないんだって
僕らは知ってるはずだった
変わらないものなどないって
何度も聞かされていたはずなのに
君の声はもう聞こえない
君がいたはずの場所には
きっとそれで良かったんだ
そう言い放つけれど
送り出す詩などうたわない
勝手に出ていくくせに
手ぐらいは振ってやるさ
それが僕の精一杯だ
胸の奥に仕舞い込んだ
錠を開けるための鍵を
君に手伝ってもらわなくたって
見つけてやるさ ああ、見つけてやるよ
だからさようならを叫ぶんだ
「お別れ」をするために
来年にはこの世界から消えてるんだろうな。
この桜も この情景も この感情も
来年には全部消えてなくなってるんだろうな。
でも、記憶は残ってる。いつまでも残っていく。
消えるものと残るもの。
それは誰が決めているものだろう。