ひとりでさまよう世の中で
貴方の声だけが響いていた。
貴方が見えない真っ暗な世界で
貴方の面影を探したの。
そこらへんの人の事は見えるのに
貴方だけがいないの。
真っ暗な世界でも
そこらへんの人は見えてるの。
なのに声は聞こえなくて
貴方の声だけが響いてる。
ねぇ。
これってどういう事だと思う?
変な世界をひとりでさまよってるの。
迷子になってしまった私を
どうか引き戻して。
私は貴方に。
貴方に 引き戻してほしいの。
きみから近づいてきてさ
また明日ねって語りかけ
手ふって走りさるきみは
もう振り返ることはない
だから、さよならを描き
強ばったままの唇で僕は
その背中にキスを残した
この胸にキズをまた残し
ただ捨てられない弱さが
痛いけどしかたないだろ
きみが好きだよ
涼しげな目もと
色のうすい肌と髪
空色の瞳
町の女の子たちみんながふりかえる
きれいな顔だちの少年は
にやっと笑って
いつもとかわらない口調で
あっさりそう言った
調子どう 良けりゃ 逃避行
きっといいと思う だから どこ行こう
ちょっと雨でも 溶けた イーストコートでも
眺めに行ってみよう
感度良好なアンテナもLow
今日はノイズ混じりの天気予報
ビットレート遅くとも いいと思う
今日は超のほほん思考
雨天ジャンクション 軽くスルー
車内にはファンク 小粋なリフ響く
軽いスナックは サクサク 手が伸びる
君と僕との時間こそがトゥルー
どう こんな日曜日
高く空を舞うような 素敵な日々
いつかまた戻れるさ
貴重なワンデイを無駄にする
それも悪くないぜ この レイニーブルー
互い違いに長い時間 若い二人
境のない未来
堅い決まりじゃない語り合いいつか
笑えるよな誓い
「月並みな言葉が悪いわけじゃない。」
私にとっての大発見。
大騒ぎしたら、きっと鼻で笑われる発見。
くだらなくて大きなこと。
「くだらないことを毛嫌いしてたら、退屈な大人になってしまうぞ。」
ただのカッコつけじゃないかって、
きっと笑われるけど。