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ゆめくらげたちの物語 ~序章~

ゆめくらげ
ゆめくらげ
ゆらゆらゆれる ゆめくらげ
ひとの涙を きらめく汗を
ゆっくりためて ためこんで
ゆらゆら空へ のぼってく

輝きながら
光をふりまき
ゆめくらげは きえていく
ゆめの光を まきながら
輝く朝を まちのぞむ
光で街を つつんでく

ゆらゆら ゆらゆら
ゆめくらげ
夏のある日の
ゆめくらげ

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つたえかた

先生教えてください
すき、の伝え方を私に教えてください

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きみの

君の
がんばってる姿
すきのない姿
きみのぜんぶ。

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ドーナツ

いちごソースのドーナツの
穴から街を眺めていたら
チョコソースを顔に塗りたくったような
素顔の見えない君がいた。

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同情するなら

同情するなら金をくれ

そんな言葉があるとかないとか


同情してほしい訳じゃない

綺麗事のような言葉はいらない

長々と言葉を連ねても

意味がないならその長文は無駄

慰めの言葉も

本人からすればただの他人の言葉

同情するなら

私に自由を下さい

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飲み込みたい

私が飲み込んでしまいたいのは

口に含んだままのアイスコーヒーでも

溶けかけの飴でもない。

君に言いたかった二文字だよ

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星に願いを

あの子に差し伸べた左手

星に願いを

捨て犬を拾った左手

星に願いを

彼のために流した涙

星に願いを

月の数だけ。

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(´・_・`)

行きたくない場所へ行くことに慣れすぎて、
本当に行きたい場所がわからなくなってる。