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もしも

君の1番になれるのなら
私は何もかもを捨てて
君の元へ飛んでいくのに

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前髪

長くなった前髪を
気にして抑える君の姿が
なんだかとても
かわいく思えました

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あのね

わたしあなたに
愛してるぜって言われたいの

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6月のBoy Meets Girl

つまった鼻が
すーっと通るような
雨の前の風
書きかけの手紙は
その雨で滲ませればいい
「届けたい言葉」とか
口では立派だけど
ようするに抱きしめたい
単純な欲求だよな
毛布をかけるみたいに
わたしを思い出して
水を飲むように
ぼくを見つけ出して
天気雨みたいにイタズラな
滴りまくってるBMG

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一等星

君の言葉は
まっすぐ いちばんに
僕のとこまでやって来て
きらきら
星みたいに輝くんだ

ありがとう
いつも僕を照らしてくれて

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君の色

僕の目は生まれた時から色盲でした。

科学が発達して
僕の目を治せる薬ができました。


真っ白な病室の中で
初めて、白黒じゃない君を見ました。

それはあまりに綺麗で、
僕の目には毒でした。


それが僕が見た唯一の色です。

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失言

どう取り繕っても消せないのなら、山ほどの言葉と話術で捻じ曲げてしまえ。

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ゆうがたのいろ

雨上がりの曇った空の切れ間から
赤い色が空を染めた
そんな梅雨の夕方に
私は自分の心の中の泣きそうな気持ちを
窓の外にぽいっと捨てようと思ったのに

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私はあなたの色に染まるようです。
でも私は黒色だから、
あなたの影響で綺麗になることはないのです。

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透明な水に絵の具が垂れるように
人の心は染まっていく

透明だったのが
ピンクになったり
水色になったり

周りの人によって色が変わっていく

相性ってこれと同じだと思う

だって赤と白が混ざれば
綺麗なピンク色になる

でも茶色と黒が混ざると
変な色になる

君はオレンジ色だけど
果たして私は何色なんだろう?