世界から離れスマホを捨て煩わしい
悩みを忘れ 独りきりで 夜空を見上げ
星を探す そんな夜
一日が明日も続くとは限らない 明日で
終りかも知れない または一日が続くのかも
知れない そもそも自分が
言いたいことは………
生ぬるい風
シャツを通り抜けて
ちぎれてく
ユラユラ陽炎
ふたりの行く先を
あやうくする
濡れた髪が um... 苦しい
放課後の土手 自転車 押して
馬鹿みたいに はしゃぎあったね
きみの汗と夏の妖精
まぶしすぎる記憶
セミの泣く声
ふたりをからかって
はなさない
夕映えの空
東へ帰ってゆく
カラスの群れ
灼けた肌が um... 痛いわ
放課後の土手 自転車 押して
オレンヂの瞳 映しあったね
きみの匂い 夏の魔法
綺麗すぎる記憶
きみの白さ 夏の残像
瞼の裏の記憶…
あなたと出会ってから
何もかも輝いて見えるの
初恋 私は Teenage
胸のときめき 感じてるでしょう
吸い込まれそうな蒼い空
耳元でつぶやいた ”I Love You”
Ah, 空にグラスかざして
真夏のフロートにしたいわ
Ah, はやく食べてよ
入道雲のソフトが溶ける前に
あなたが黙り込むたび
世界が止まって見えるの
初恋 私は Teenage
胸のドキドキ きっと気づいてね
どこまでつづくの蒼い海
頬にキスをくれた “l Miss You”
Ah, 海にストローさして
二人でソーダを飲みたいわ
Ah, 思いきり吸って
水平線が渚に隠れるくらいに
活字、活字がおどる
あなたが好きだといったその記号の羅列を
わたしはただ噛み砕いてひたすらに吐くのだ
そうすればわたしもあの文のように
あなたに愛してもらえるかしらと
どこまでも
どこまでも
報われないあなたを象徴する
青い蝶は
今日もあなたに濃い青の羽をさずける
颯爽とあらわれなくていい
そこは空気を読んで?
これでも上手に隠れているつもり
落書き通りを抜け
自販機を右に曲がる
コウモリ畑につき当たって
思い出の小屋の中で膝を抱えてる
ほら、いつもここにいる
帰ろうなんて吐かさないで
ここは空気を読んで?
隣に座ってくれるのが
わたしを堕とす正解なんだけど
うちに来てもう4年。
かわいい。それば間違いない。
喋らないんだなーこれが。
眠れない夜
眠らない夜
眠れない街
眠らない街
眠れない月
眠らない月
月は昼もぼんやりと。
触れると折れてしまいそうなほど
華奢な体を やさしく やさしく
抱き寄せた
君は恥ずかしそうに
ニコッと笑い 僕を見つめる